受付時間
9:00-13:00 / 15:00-19:00
(水曜日は午前中のみの診療)
電話番号
054-294-8020

インプラントの医療費控除②

2023年8月4日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は歯を失った際に検討される治療方法のひとつですが、保険適用外の治療のため、治療費はほかの治療よりも高額になります。

インプラント治療では、上手に医療費控除を活用することで費用を軽減できます。この記事では医療費控除の手続きについて詳しく解説します。

■医療費控除とは?

患者様あるいは患者様と生計を共にする家族が、1年間の間に支払った医療費が総額10万円を越える場合に適用される仕組みが医療費控除です。医療費控除が適用されると、1年間の間に支払った税金が還付もしくは減税されます。上手に活用することで、医療費の負担を軽減できますよ。

■インプラント治療の医療費控除適用例【所得額が300万円の場合】

納めた一部の税金がが30万円

▶︎還付金:4万円

納めた一部の税金がが50万円

▶︎還付金:8万円

■医療費控除を受けるために用意するもの

・確定申告書(還付申告書)

・還付金振込口座用の通帳および印鑑

・源泉徴収票(※給与所得者)

・治療にかかった医療費を証明できる領収書

※通院のための公共交通機関利用料金も含む

■医療費控除を受けるための手続き

医療費控除を受ける際の手続きは、給与所得者と、そうでない人とで、用意するものや手続きが少し異なりますので、自分が何に該当するのか確認しましょう。

・給与所得者

源泉徴収票の原本と還付申告書、領収書を納税先の税務署に提出する

・給与所得者以外

確定申告書(所得税)の該当箇所にある医療費控除に関する記入欄に必要事項を記入して納税先の税務署に提出する

上記どちらの場合でも、医療費を証明する領収書等は必要なので大事に保管しておきましょう。

■まとめ

インプラント施術は、一般的な歯科治療よりも費用が高額ではありますが、医療費控除を活用することで、治療費の負担を軽減できます。もっと詳しく知りたいという方は、歯科医院の担当医や納付先の税務署に相談してみてくださいね。

インプラントの医療費控除①

2023年7月28日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、ブリッジや入れ歯よりも寿命が長く、審美的な面でも機能的な面でも優れていますが、保険適用外の治療になるため、ほかの治療費よりも高額になります。

そんなときに上手に活用したいのが、医療費控除です。この記事ではインプラント施術を受けた際の医療費控除について詳しく解説していきますよ。

■インプラントの費用相場

インプラントは治療着は歯科医院でそれぞれ設定されるため、定価はありません。大体の費用相場は、インプラント1本で総額約15万〜45万円ほどになりますが、これはあくまでも目安で施術する箇所や人工歯の種類で変わってきます。

インプラントの寿命は10〜15年と丈夫で長持ちすることを考えると妥当だと考えられますが、やはりそれでも費用の負担は大きく、できるだけ軽減したいものです。インプラント治療は医療費控除が適用できるので、上手に活用していきましょう。

■医療費控除の仕組み

医療費控除は、患者様あるいは患者様と生計を共にしている家族が、1年間の間に支払った医療費が総額10万円を越える場合に適用される仕組みです。医療費控除が適用されると、支払った税金が還付、もしくは減税され、上手に活用することで負担を軽減することができますよ。

例えば…

【年間の所得が200万円未満の方の場合】

所得金額×5%が基準額

→超過分に対して控除が適用されます。

*ほかの医療機関の医療費も合算できる!

インプラント治療で支払った費用以外にも、ほかの医療機関で支払った医療費も合算して提出することができます。生計を共にしている家族がいる場合は、家族全員の医療費を合算した合計金額を申請可能です。

*領収書は大事にとっておこう!

医療費控除を申請する場合、歯科医院からもらう領収書が必要になります。納税先の税務署で確定申告を行えばその年(一年間)に収めた税金の一部が還付されますが、確定申告を行うためには歯科医院から渡される領収書を提出する必要があるので、捨てずとっておくようにしましょう。

■医療費控除が適用されるのはどんなケース?

インプラント施術は、審美的な目的で行われるホワイトニングや美容整形とは異なり、医療行為に該当するため、基本的にほとんどが医療費控除の対象となります。

■まとめ

医療費控除について詳しく知りたい人は、納付先の税務署や歯科医院に相談してみてくださいね。

歯科医院で行うボトックスのQ&A

2023年7月21日

ボトックス治療は美容整形外科だけでなく、歯科医院でも行うことができます。この記事では、歯科医院で行うボトックスでよくあるご質問にお答えしていきますよ。

■歯科医院で行うボトックスの効果

ボトックス治療は、筋肉を緩める作用もあるため、歯科医院で行うボトックス治療は、歯ぎしりや食いしばりの緩和に効果的です。これらが改善されることで、頭痛や肩こりも楽になり、歯周病の予防にも繋がります。そのほか、ガミースマイルの改善や口元の梅干しシワの改善など、審美的な面で得られるメリットも大きいですよ。

■ボトックス治療のQ&A

①ボトックス治療は痛いですか?

注射を打つ治療になるため、針を刺す痛みは感じますが、耐え難いほどの痛みはないのでご安心ください。注射後は、少し重くなるような感覚になりますが、こういった症状は正常な感覚です。

②ダウンタイムはありますか?

ボトックス治療にダウンタイムはないので、注射後、何も問題がなければそのままご帰宅いただいても大丈夫です。治療の後日予定があっても基本的には問題はございません。

③お酒や喫煙は?

お酒や喫煙は、注射を打った当日と翌日は控えておきましょう。健康を最大限考慮するのであれば3日〜1週間程度避けておくのが望ましいですよ。

④通院は必要ですか?

ボトックス注射を打った1週間後は、経過観察のため、一度ご来院いただきますが、問題がなければその後通院は必要ありません。ボトックスの効果が切れてきて、再度注射を打ちたいという場合に、患者様の好きなタイミングでご来院ください。

⑤治療制限はありますか?

以下に当てはまる人はボトックスを受けることはできません。

  • 心臓疾患、出血性疾患、ケロイド体質のある人
  • 体調がすぐれない人
  • 飲酒をされている人
  • 治療する部位に金属プレートやシリコンが埋め込まれている人
  • 施術部位に感染症、傷、皮膚疾患がある人
  • 妊娠中や授乳中、妊娠予定のある人

⑥どこに注射を打つの?

ボトックスの注射は、咬筋という顎の外側のエラのあたりに打ちます。お口の内面には、歯槽骨があるため皮膚の頬っぺ側から注入されます。

■まとめ

当院でもボトックス治療を行っております。歯ぎしりや食いしばりでお悩みの人や、口元のシワが気になる方はぜひ一度当院にご相談ください。みなさまのご来院を心よりお待ちしております。

ボトックスとは?どんな悩みを解決できる?

2023年7月14日

「ボトックス」と聞くと美容整形外科でおこなうイメージをもたれる方も多いですが、実は歯科医院で行うボトックス治療もあります。この記事では、歯科医院で行うボトックス治療の特徴や解決できる悩みを解説していきますよ。

■歯科医院で行うボトックス(ボツリヌス)とは?

ボトックスの効果はシワを除去し若々しい表情をつくるだけではありません。筋肉を緩める状態にする作用もあるため、歯科医院で行うボトックス治療は、歯ぎしりは食いしばり治療にも用いられます。

ボトックスやボツリヌスといった言葉はSNSや雑誌などでもよく見ると思いますが、わかりやすく説明すると、ボトックスは複合毒素であるボツリヌストキシンからボトックスと呼ばれる毒素を抽出した後、毒素を除去されて抽出されたタンパク質の一種の成分をさします。

■歯科医院で行うボトックス治療で得られる効果

  • 歯ぎしり・食いしばりなどの緩和
  • 食いしばることで発症する頭痛や肩こりの緩和
  • 歯ぎしりが原因で悪化してしまう歯周病の治療
  • 顎関節症の緩和
  • ガミースマイルの改善
  • 口元の梅干しシワの改善

歯科医院で行うボトックスは、弛緩作用や筋肉の動きを抑制する働きがあり、上記のような効果を得ることができます。歯ぎしりや食いしばりなどの癖は、歯周病を悪化させてしまう要因にもなります。ですので、ボトックス治療で改善するのは、お口の中の健康状態を保つための一つの手段になる治療法といえるでしょう。

■ボトックス治療の効果持続時間はどのくらい?

ボトックス治療によって得られる効果の持続時間には個人差がありますが、目安として3ヶ月から6ヶ月といわれています。

ボトックスは一度打っただけでは効果が永続的に続くわけではありません。歯ぎしりや食いしばりなどの癖がなくなってきたと実感できるまでは、担当医と相談しながら定期的にボトックス注射をするのがおすすめですよ。

■まとめ

美容整形で耳にすることが多いボトックス治療ですが、食いしばりや歯ぎしりでお悩みの人は、歯科医院でもボトックス治療を行うことができます。機能的な面での改善が、結果的に審美的な改善にもつながるので、満足する効果が期待できるかと思います。

まずは一度歯科医院にご相談ください!

ホワイトニングで歯が白くなるのはなぜ?

2023年7月7日

歯が白く美しいと、顔の印象も良くなります。見た目を美しくしたいという人のなかにはホワイトニングを検討する人も多いですよね。この記事では、医療ホワイトニングで歯が白くなる仕組みについて解説していきますよ。

■セルフホワイトニングとは薬剤が違う!医療ホワイトニングで歯が白くなる根拠

セルフホワイトニングは安価で行えるため、手っ取り早く行えて初心者の人でも手を出しやすい方法です。しかし、医療ホワイトニングで用いられる薬剤と市販で販売されているものでは含まれている成分は異なります。

歯科医院で行うホワイトニングには、歯科医師免許を所持している人のみ使うことのできる「過酸化水素」入りの薬剤が使用されます。医療ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニング、2つを並行して行うデュアルホワイトニングがあります。

なかでもオフィスホワイトニングは、歯科医院で行われるため、使用する過酸化水素の濃度が高く、1回の施術でも効果を実感しやすくなっています。

処方された道具と薬剤を使用して行うホームホワイトニングには、過酸化尿素という成分が含まれる薬剤を使用します。濃度は少々劣りますが、分解される過程で過酸化水素になるため、漂白成分はオフィスホワイトニング同様と考えて良いでしょう。

*過酸化水素の効果とは?

医療ホワイトニングに用いられる過酸化水素は、歯の表面についた汚れや、歯の内部にある「象牙質」の色素を分解する効果があります。過酸化水素を用いることでこれらを分解して除去できるため、歯が白くなる仕組みになっているというわけです。

それだけではなく、過酸化水素は、歯の表面のエナメル質が一時的にすりガラス状に変わって光を乱反射させる「マスキング効果」も期待できるとされています。光が直線的に象牙質に届かなくなるため、歯が白く見えるというメカニズムになります。

■まとめ  

医療ホワイトニングで歯が白くなる仕組みを知ると、セルフホワイトニングとの効果の差もわかってくるのではないでしょうか。オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングから自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

当院ではホワイトニング施術にも力を入れております。医療ホワイトニングが気になる人は、ぜひ一度当院にお越しください。  

インプラント術後に注意点やおうちでの過ごし方

2023年6月30日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、自分の歯と同じように噛める機能性はもちろんのこと、審美的な面でも優れているため、注目を集めています。この記事ではインプラント術後の過ごし方について解説します!

■インプラント治療の流れ

①カウンセリング・各検査

②顎骨に人工の歯根(インプラント体)を埋入する手術

③人工歯(上部構造)の製作と装着

④治療後のメンテナンス・定期検診

インプラントの治療法には1回法と2回法と呼ばれる2種類があり、1回法が適用できるのは、顎骨の厚みが十分であると判断された方のみです。大体の方が2回法を選択することになります。

どちらも必ずインプラントを埋入する手術が行われます。1回法であればこの後、術後経過を見て人工歯を被せれば完了です。しかし2回法は、インプラント上部の粘膜を切開してアバットメントを連結する手術の2度の手術を要します。

完全に治療が終わるまでは術後のおうちでの過ごし方や、ケアが重要になります。

■術後の過ごし方

術後麻酔が効いているうちは口元の感覚がないので、火傷や頬や唇を強く噛んでしまうリスクがあるため、飲み物だけにしておきましょう。麻酔が切れた後も術後1週間程度はやわらかいものを選び、噛む力が必要なものは避けておくのが良いですよ。うどんやおかゆ、スープがおすすめです。細かく切る、少量にして食べるなどの工夫をしながら、噛む時は施術した反対側の方で咀嚼するようにしましょう。

喫煙と飲酒は厳禁です。そのほか、激しい運動は術後1週間程度はひかえ、2〜3日は軽い運動も避けましょう。入浴も血行を促し出血のリスクを高めてしまうため、シャワーで済ませます。手術後に歯科医院から処方される抗生剤や鎮痛剤を指示に従って飲むことも重要ですよ。

■施術部以外はいつも通り歯磨きを!

施術部やその周辺は歯磨きをしてしまうと傷口が開いてしまう危険性があるので避けますが、施術部以外はいつも通りのケアが必要です。毛先のやわらかい歯ブラシを選んで歯磨きをしましょう。

■まとめ

インプラント治療は「歯を美しく見せたい」と、審美的な改善を目的とする人にもおすすめの治療方法です。インプラント治療が気になる人や検討中の人は、ぜひ一度当院にお越しください。

インプラント治療の痛みや腫れ

2023年6月23日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、ほかの歯科治療とは異なり、外科手術が必要になる大きな治療です。なかには術後の痛みや腫れを不安に思う人も多いですよね。この記事ではインプラント治療の痛みや腫れについて詳しく解説していきますよ。

■痛みは腫れは麻酔が切れたあとに生じる!

インプラントの術中は局所麻酔をして行われるため、痛みを感じることはほとんどありません。術後に麻酔が切れたあとに、歯茎の切開などによる痛みや腫れが伴います。

■痛みや腫れはどのくらい続く?

【痛みが続く期間の平均】

早くて2〜3日程度

長く続く場合で1〜2週間程度

【腫れが続く期間の平均】

術後2〜3日後がピーク

1〜2週間で元通りになることがほとんど

上記で記載した期間はあくまで一般的なもので、個人差があります。手術後の腫れや痛みが明らかに長く続いているという場合や、鎮痛剤がきかない場合は、感染症などのリスクも考えられるため、速やかに担当医に相談しましょう。

■痛みや腫れの対処法

術後に痛みが出てきて辛いときには、歯科医院で処方された鎮痛剤を飲んで、痛みをコントロールするようにしましょう。術後3日目くらいにピークを迎えるケースが多い腫れは、濡れたタオルや冷えピタなどで冷やすのも効果的です。冷やしすぎると逆効果になるので注意してくださいね。インプラント術後の痛みも腫れも、1週間程度でおさまるケースがほとんどです。

■出血したらどうする?止血方法は?

術後に止血は行われますが、当日は血が滲んできてしまうケースも多いです。出血がみられる場合は、清潔なガーゼやティッシュを施術部位で噛んで10〜15分程度で適宜ガーゼを新しいものに交換して止血を行いましょう。

上手に圧迫止血ができていれば翌日にはおさまるので焦らずに対処してくださいね。また、術後の帰宅中に出血が気になる場合もあるので、あらかじめマスクやティッシュを用意しておくのもおすすめです。当日の睡眠時は、出血して汚れがついても大丈夫なタオルを敷いたり、白い服は着ないで睡眠をとるなどの工夫も必要です。

■まとめ 

当院でもインプラント治療を実施しております。インプラント治療が気になっている人は、ぜひ一度当院にご来院ください。 みなさまのご来院をお待ちしております!

インプラントの構造や種類

2023年6月16日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療の審美的なメリットは、上部構造(人工歯)の種類によっても変わりますよ。

この記事ではインプラントの構造や種類をご紹介します。

■インプラントの構造

①インプラント体(人工歯根)

外科手術によって顎の骨に埋め込まれるのが、インプラント体です。歯根の代わりとなり、インプラント全体を支える重要な役割を果たします。

インプラント体にも、「スクリュータイプ」と「シリンダータイプ」の2つの種類があります。現在インプラント治療で使われているのはほぼスクリュータイプです。 

②アバットメント(支台)

埋め込んだインプラント体に取り付け、上部構造(人工歯)を接続する器具です。

③上部構造物(人工歯)

アバットメントに接続されるのが、上部構造と呼ばれる人工歯で、これが自分の歯の代わりとなる部分です。

■人工歯(クラウン)種類

人工歯は主に以下の6種類の素材に分けられます。

【ジルコニア】

 セラミックを何層にも塗り重ねて仕上げた人工歯です。自然な色や質感で、審美的な面でメリットが大きく、耐久性もあります。よく見える部分にも向いており、プラークもつきにくく、あらゆる面で優れた素材と言えます。

【ニケイ酸リチウム】

セラミックの一種であるニケイ酸リチウムガラスを高温で溶かし、成型して作られた人工歯です。オールセラミックなので非常に高い耐久性と審美性をを誇ります。インプラントよりも主に自分の歯が残っているときの治療に用いられます。

【パラジウム合金】

一般的に「銀歯」と呼ばれる銀色の金属。インプラントには使用しませんが、比較的価格も安いため費用を抑えることができます。経年劣化しやすく、見た目の色が目立つため、よく見える位置の歯には不向きです。

【メタルボンド】

金属のフレームに、セラミックを焼き付けて加工した人工歯です。自然な色味なので審美的なメリットがありますが、デメリットとして、セラミックがはがれやすい点があげられます。

【ゴールド】

白金加金や、金合金などでできた人工歯です。他の素材よりも柔らかく、自分の歯を痛めることがありません。銀歯同様色が目立つため、奥歯などの目立たない箇所に適用されます。

■まとめ

人工歯の種類もたくさんあり、用途やメリットもさまざまです。審美的な面や価格の相場、耐久性などを考慮し、担当医と相談して選んでいきましょう。

インプラントってどんな治療?

2023年6月9日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、機能性はもちろんのこと、審美的な面でも優れており、「歯を美しく見せたい」というお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

この記事ではインプラント治療の特徴や、治療の流れを紹介します。

■インプラント治療はどんな治療?

歯を失くした顎骨にインプラント体といわれる人工の歯根を埋め込み、そこに上部構造といわれる人工歯を装着する治療方法です。部分的な箇所にも、お口の中の全部の歯にも適応できます。

インプラント治療では、上部構造の人工歯をつける前に、顎骨にインプラント体を埋入する手術が必要になります。埋め込んだインプラント体が骨と結合するまでに、約2ヶ月ほどの時間がかかり、どんな人でも治療期間は2ヶ月以上必要になります。

■インプラント治療の流れ

①カウンセリング(相談)・各検査

治療をはじめる前に患者様のお悩みや要望をヒアリングし、歯科医師からインプラント治療に関する説明が行われ、治療計画の立案も並行して行われます。

インプラント治療はお口の中の健康状態も重要になるため、さまざまな口腔内の検査も行われます。インプラント治療前に治療するべきだと判断される虫歯や歯周病がある場合は、そちらの治療が優先されます。

②顎骨に人工の歯根(インプラント体)を埋入する手術

口腔内の検査や、治療計画が済んだら、人工の歯根(インプラント体)を顎骨に埋入する手術が行われます。2回法が選択された場合は、インプラント埋入手術にプラスし、インプラント上部の粘膜を切開するための手術の、2回にわたっての手術が必要になります。

③人工歯(上部構造)の製作および装着

インプラント埋入手術終了後、インプラント体と骨が結合するまで時間を置きます。結合が完了したら、人工歯(上部構造)を装着して、インプラントの治療は完了になります。

④治療後のメンテナンス(定期検診)

インプラント自体は虫歯になることはありませんが、インプラントを長持ちさせ、周りの歯を守るためには、丁寧なセルフケアと歯科医院での定期検診・メンテナンスが必要不可欠です。

■まとめ

インプラント治療が気になる人は、ぜひ一度当院にお越しください。みなさまのご来院をお待ちしております!

次回はインプラントの構造や種類について、ご紹介いたします。

医療ホワイトニングの種類

2023年6月2日

前回の記事では、セルフホワイトニングと、医療ホワイトニングの違いを解説しました。この記事では医療ホワイトニングの種類や、それぞれの特徴をご紹介していきますよ。

■歯科医院でできるホワイトニングの種類

①オフィスホワイトニング

【施術期間】

歯の白さを実感できるまで:約1回の照射

理想的な白さを実現できるまで:約3回〜5回の照射

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングで、歯の表面に過酸化水素が多く配合された薬剤を塗布して、専用の機器でライトを照射することで歯を白くします。ホームホワイトニングよりも即効性があるのが特徴で、1回の照射で白くなったことを実感できます。しかしその反面、色戻りがしやすく、持続性には劣ります。

②ホームホワイトニング

【施術期間】

歯の白さを実感できるまで:約4週間

理想的な白さを実現できるまで:約8週間

歯科医院から処方される専用の道具と薬剤さえあれば、どこでも好きなタイミングでできるホワイトニングの方法です。専用のマウスピースに処方されたホワイトニングの薬剤を入れて装着し、ゆっくりと歯を白くしていきます。

歯科医院に何度も通う必要がないので、忙しい人にもおすすめです。オフィスホワイトニングよりも弱い薬剤を使用するため、即効性には劣ります。しかし、その分持続性が高いというメリットがあります。

③デュアルホワイトニング

より効果を高めたいという人におすすめなのが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングです。2つのデメリットをカバーしつつ、良いとこ取りをしたホワイトニングなので、即効性と持続性どちらも、叶えられます。しかし、2つを併用して行うため、施術費用は高くなります。

■まとめ

医療ホワイトニングは効果も高いですが、永久に持続するわけではありません。ですので、施術を受けて理想の白さになったのなら、できるだけ持続させるための日常的なケアも大切です。ホワイトニング効果のある歯磨き粉をサポートとして活用したり、着色汚れがつきやすい飲食物は控えたりと、効果を持続させるために意識を持つことで、後戻りを防ぐことにつながります。

医療ホワイトニングに興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。患者様に合った方法をご提案させていただきます!