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歯科医院で行うヒアルロン酸注入とは?メリットを解説

2023年9月29日

こんにちは!いのうえ歯科です。

この記事では歯科医院で行うヒアルロン酸注入について、特徴やメリットを解説していきます。

■歯科医院で行うヒアルロン酸注入とは

歯科医院で行うヒアルロン酸注入も、基本的にはエステや美容皮膚科で行われるヒアルロン酸注入の施術と同じです。しかし、歯科医院で施術を行う場合は、厚生省に決められたお口周りに施術を行うことが可能です。

■ヒアルロン酸注入による効果と治療可能な範囲

歯科医院で治療できる範囲は下記の通りです。

・ほうれい線

笑った時にできるシワに対して施術を行います

・マリオネットライン

口角から下に伸びているシワに対して施術を行います。

・口角

口角が上がって見えるようリフトアップ するために施術を行います

・リップ形成

ふっくらとした健康的な唇やあひる口にするために施術を行います。唇のボリュームアップも可能です。

・上唇のたてじわ

上唇の上に生じる縦じわに対して施術を行います。

ヒアルロン酸はもともと体内でつくられる成分でできています。ですので、安心して施術を受けていただけます。さらに水分を含む働きも持っているため、肌の保湿効果および美肌効果を期待できます。

■歯科医院で行うヒアルロン酸注入のメリットや特徴

①痛みが少ない

歯科医院の特性を活用し、口腔内麻酔と繊細な指先の技術や方法をメソッドを活かして施術が行われます。施術部位に無痛的にアプローチすることが可能になります。

②高品質なので安心

患者様のご希望に添えるよう、最適かつ高品質なヒアルロン酸を提案可能です。安心して施術を受けていただけます。

③納得しながら施術を受けられる

痛みが少ない分、患者様ご自身で鏡を見ながら施術を進めていくことも可能です。調整しながらうつことができるため、自然かつ満足度の高い施術を受けられます。

■まとめ

歯科医院で行うヒアルロン酸注入の目的は、基本的に美容皮膚科やエステで行われるものと変わりませんが、痛みが少なく、指先の細やかな技術に精通した歯科医師が担当する分、安心して受けていただけるかと思います。

当院でも行っておりますのでぜひご相談ください。

インプラントのよくある質問Q &A②

2023年9月22日

こんにちは!いのうえ歯科です。

前回に続き、この記事でもそんなインプラント治療でよく見られる質問にお答えしていきます。前回のQ&Aと合わせてぜひ治療を検討する際の参考にしてみてくださいね。

■Q4インプラント治療のメリットを知りたいです

①根元からしっかりと固定することができる

インプラント体を埋め込み、顎骨にしっかりと固定できるので入れ歯やブリッジのような違和感やぐらつきもなく、自分の歯と同じような噛み心地を実現できます。

②残存する健康的な歯を削る必要がない

インプラント治療ではほかの歯を支えとする必要がないため、残っている自分の歯を削る必要がなく、周囲の歯に負担をかけずに治療をおこなえます。

③丈夫で長持ちする

寿命は10年以上といわれています。メンテナンスと日頃のケアをしっかりとおこなっている方のなかには半永久的に使用できている方もいらっしゃいます。

④審美的に優れている

人工歯にはセラミックやジルコニアなどが使用されます。色味も自然で、非常に審美性に優れた治療方法です。

■Q5インプラント治療のデメリットを知りたいです

①治療費が高く治療期間が長い

インプラント治療は保険適用外の自費治療なので治療費は高額になります。また、入れ歯やブリッジは1ヶ月ほどで治療が完了するケースもありますが、インプラント治療は最低2ヶ月以上はかかります。人によっては半年以上かかる場合もあります。

②身体的・精神的負担が大きい

インプラント体を埋め込むために手術が必要になり、人によっては身体的および精神的な負担が大きくなります。

■Q6歯周病があってもインプラント治療はできる?

インプラント治療は顎骨にインプラント体を埋め込むため、骨の健康状態が重要になります。治療前の検査で歯周病が見つかった場合は、そちらの治療が優先されます。歯を失ってしまうほどの重度の歯周病の場合、菌がお口の中に拡散され他の歯も歯周病になっていたりこれからなってしまうリスクがあるため、きちんと治療したうえでインプラント治療に移ります。

■まとめ

今回は2回にわたってインプラント治療のよくある質問にお答えしてきました。とはいえ質問はごく一部の内容です。不安や疑問がある方はカウンセリングや無料相談の際にしっかり歯科医師に相談しておきましょう。

インプラントのよくある質問Q &A①

2023年9月15日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は自分の歯を失ったときにおこなわれる審美性と機能性の両方に優れた治療方法です。近年人気を集めていますが、外科手術を要する大きな治療のため、不安を抱える方も多くみられます。

この記事では、そんなインプラント治療でよく見られる質問にお答えしていきます。

■Q1インプラント治療の内容を簡潔に知りたい!

インプラント治療は、歯を失ってしまった顎の骨にインプラント体(人工歯根)を外科手術によって埋め込み、そのうえに人工歯といわれる上部構造を取り付けることで、本来の機能性を回復させる治療方法です。噛み心地もほとんど自分の歯と同じで、自然な色味なので審美的にも優れています。

■Q2インプラント治療の流れは?期間はどのくらいかかる?

インプラントの治療は人工歯根を埋め込み、インプラント体と骨が結合するまで2ヶ月ほど時間を置く必要があるため、ほかの一般的な歯科治療よりも治療期間は長くなります。つまり、最低2ヶ月の治療期間が必要になります。結合を確認した後、型取りをして人工歯の作成、装着という流れになるため、総合的な治療期間はおよそ3ヶ月〜1年とされており、個人差も大きくなります。上顎の治療よりも下の顎の治療は短いケースが多いといわれています。インプラント治療は治療後の定期検診やメンテナンスが重要です。

大体の治療の流れは下記の通りです。

①カウンセリング

②インプラント体の埋入手術

③人工歯の制作および取り付け

④治療後の定期検診およびメンテナンス

※歯科医院によって異なる場合があるほか、個人差があります。

■Q3インプラント手術って痛そうなイメージがあります

インプラント治療では、顎骨にインプラント体を埋め込む手術がおこなわれますが、術中は局所麻酔がきいているので、痛みはほとんど感じません。意識はある状態なので、音や会話が聞こえるのが怖いという方には、局所麻酔とあわせてセデーション法も用いられます。セデーション法を用いることで全身麻酔と近い状態にできます。術後は麻酔がきれると痛みや出血が生じることがありますが、歯科医師の指示に従って正しく対処できていればすぐにおさまります。

■まとめ

次回も続けてインプラント治療でよく見られる質問に回答していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

市販のホワイトニング歯磨き粉の使い方

2023年9月8日

こんにちは!いのうえ歯科です。

医療ホワイトニング効果と同様の効果を得ることはできないといわれる市販のホワイトニング歯磨き粉ですが、効果的な使い方をすれば大活躍してくれます。この記事では、市販のホワイトニング歯磨き粉の正しい使い方について解説していきます。

■市販のホワイトニング歯磨き粉はサポートとして

医療ホワイトニングの方が効果を感じられるのは事実ですが、市販のホワイトニング歯磨き粉にまったく意味がないというわけではありません。市販の歯磨き粉は歯の着色汚れの原因となるステインの除去や、ホワイトニング効果持続のサポート役として使用していくのがおすすめです。

■市販のホワイトニング歯磨き粉の正しい使い方


ホワイトニング歯磨き粉の正しい使い方は、下記のポイントを抑えておきましょう。

①まずは通常の歯磨き粉で歯磨きをする

ホワイトニング歯磨きを使用する前にまずは通常使用する歯磨き粉を使用して、お口の中全体の汚れを除去しましょう。

②ホワイトニング歯磨き粉を使用するときは歯ブラシは極力濡らさないようにする

ホワイトニング歯磨き粉のホワイトニング成分が水で薄まらないよう歯ブラシの水はよくきるのがポイントです。可能であれば乾いた歯ブラシが理想です。

③ホワイトニング歯磨き粉を使用する量は歯ブラシ全体の3分の1程度を意識する

量が多いだけ効果が発揮されるというわけではありません。ほとんどのホワイトニング歯磨き粉は少量で使用することが想定されて作られています。つけすぎには要注意です。

④歯磨き終了後、仕上げすすぎは軽めにおこなう

歯磨きの後は、ホワイトニング歯磨き粉の成分が全て流れてしまわないよう強くすすがず、軽めにすすぐようにしてください。

■効果を実感したい人はぜひ医療ホワイトニングを!

医療ホワイトニングは3つの種類があり、自分のお悩みやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

・ホームホワイトニング

・オフィスホワイトニング

・デュアルホワイトニング

■まとめ

医療ホワイトニングを検討している方はぜひ一度当院にご相談ください。みなさまのお悩みにそって一番適した方法をご提案させていただきます。

インプラントを長持ちさせるためのポイント

2023年9月1日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は自分の歯と同程度の機能性が実現できるだけでなく、審美的にも優れている治療方法です。この記事ではインプラントの寿命や長持ちさせる方法を解説していきます。

■インプラント治療とは

インプラント治療は何らかの原因により自分の歯を失くした際にそれを補う治療方法として行われます。歯を失くした箇所の顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、そのうえに上部構造といわれる人工歯を装着します。上部構造の人工歯をつける前に、顎骨にインプラント体を埋入する手術の後、埋入したインプラント体が骨と結合するまでに、2ヶ月以上の時間が必要になります。

おおまかな治療の流れは下記の通りです。

①カウンセリングおよび各検査

②顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込む手術

③上部構造(人工歯)の製作と装着

④治療後のメンテナンスおよび定期検診

■インプラントを長持ちさせるためのポイント

ブリッジや入れ歯は3〜8年が平均寿命といわれていますが、インプラントの平均寿命は、半永久的といわれています。長く使うために、下記のことに注意しましょう。

①デンタルフロスや歯間ブラシを併用して毎日の歯磨きをしっかりおこなう

インプラント施術部位はもちろん、そのほかの歯のケアもしっかり行いましょう。周囲の歯が虫歯や歯周病になるとインプラントを支えている骨にまで悪い影響を及ぼしてしまいます。

②価格だけで決めない!インプラントは品質の良いものを選択

インプラントは保険適用外の治療で高額なため、安い歯科医院を選ぶ人もいますが、値段だけで選ぶのは危険です。インプラントの質が悪く、長く使えないというリスクもあるので、総合的に判断しましょう。

③歯科医院でメンテナンスおよび定期検診を受ける

セルフケアだけでは不十分なため、担当医の指示に従って歯科医院で定期検診やメンテナンスを受け、きちんと診てもらいましょう。

④生活習慣や悪い癖をなおす

インプラントは丈夫な反面、強い衝撃に弱いのがデメリットです。食いしばりや歯ぎしりの癖がある人は改善するようつとめましょう。

■まとめ

インプラント治療はお手入れやメンテナンスをきちんと行っていれば半永久的に使用できます。当院でもインプラント治療が可能です。気になる方は、ぜひ一度当院にお越しください。

ブリッジ・入れ歯・インプラントの特徴

2023年8月25日

こんにちは!いのうえ歯科です。

歯を失ってしまった場合の治療方法には、ブリッジや入れ歯、インプラントがあります。

この記事では、3つの治療方法の特徴や違いをご紹介していきます。

■入れ歯の特徴

寿命:〜8年程度

保険適用:◯

失ってしまった歯を補うための人工歯のことを入れ歯といいます。入れ歯は大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯の2種類があり、上下どちらかの顎で歯がすべてない場合に適用される方法が

総入れ歯です。自分の歯が1本も残存していない場合は総入れ歯が適用されます。床というピンク色の土台の上に人工歯が並んでいる形状になっており、取り外しができます。

【メリット・デメリット】

天然歯と比較すると入れ歯の噛む力は30〜40%で、高いとは言えません。とはいえ患者様により個人差があり、問題なく噛めると感じる人もいれば、全然噛めないという人もいます。外科手術が必要ないので治療期間も平均1ヶ月ほどで終わります。手軽な治療ですが、機能性には少々劣り、噛みにくい、違和感を感じるなどの症状が多いのがデメリットです。

■ブリッジの特徴

寿命:〜8年程度

保険適用:◯

ブリッジは失った自分の歯の代わりとなる人工歯を、両隣の歯にかぶせる冠と一体で作成したものです。残存する両隣の歯を土台にして人工の歯を支える治療方法です。

【メリット・デメリット】

残っている健康的な歯を削る必要性があり、顎骨への影響が出てしまう恐れがあります。入れ歯よりも機能的には優れており、自分の歯とそれほど変わりありません。しかしブリッジと支台歯の境目には汚れが蓄積されやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。ブリッジを装着後は、念入りなケアが必要です。トータルの治療期間は比較的短いです。

■インプラント

寿命:半永久的

保険適用:×

歯を失った部分の顎骨にインプラント体を埋め込んでその上に人工歯を取り付ける治療方法です。

【メリット・デメリット】

自費治療になるため費用は高額です。しかし、天然歯と同等の機能性や審美性が得られ、丈夫で、寿命が長いのも特徴です。人工歯がきちんと固定されるので、違和感やぐらつきはなく、丁寧に扱っていれば半永久的に使用できます。外科手術が必要なので身体的・精神的な負担は大きくなり、治療期間も長期に及びますが、長い目で見てなるべく自分の歯を残したいという人にはおすすめです。

■まとめ

もっとも大切なことは、自分の症状やライフスタイルに合わせた治療方法を選ぶことです。金銭的に余裕があれば、審美的・機能的な面でメリットが大きいインプラントを検討してみても良いかもしれません。

ダーマペン治療の流れ

2023年8月18日

こんにちは!いのうえ歯科です。

■ダーマペンとは

ダーマペン(マイクロニードル療法)は、16本の微細なマイクロニードル針を用いて、高密度にお肌に垂直に穴を開け、真皮にヒアルロン酸や成長因子を直接導入する治療方法です。毛穴の開きや、ニキビ跡、クレーター肌による凹凸が気になるという方や、肌のハリや弾力が欲しい、肌のたるみやくすみ、小ジワが気になるという方に有効です。本施術は、繰り返し行うことでより高い効果を得られるため、治療には時間がかかりますが、その分満足度の高い治療です。ダーマペンは、穴をあける深さを0.2mm〜3.0mmに調節できるので、肌トラブルに合った深さで治療を行うことができます。

■ダーマペンの流れ

医院によって多少異なる点はありますが、ダーマペンによる治療の主な流れは以下のようになっています。

①診察・カウンセリング

②麻酔※必要であれば

③施術開始

④アフターケア

①診察・カウンセリング

はじめに診察やカウンセリングが行われます。患者様の肌の状態を確認し、治療が必要な箇所などを決定します。不安なことや疑問点はここで尋ねておきましょう。また、金属アレルギーやケロイド皮膚炎、イボなどの症状をお持ちの方は、治療が受けられないので要注意です。

②麻酔※必要であれば

痛みはほとんど感じられないため、麻酔を使用しない方もいますが、不安な方には麻酔クリームなどが適用されます。

③施術開始

施術前にメイクを落としておきましょう。施術は個人差はありますが、約20分程度で終わります。

④アフターケア

術後は肌の沈静や乾燥防止のためのオイル塗布などのアフターケアが行われます。おうちに帰った後の患者様自身でのケアは、施術部位を優しく洗顔するくらいでOKです。肌の保湿は、術後6時間は空けるようにしましょう。問題がなければ、翌日から不安通りの洗顔がOKとなり、翌々日からメイクができるようになります。

■まとめ

ダーマペンは肌のハリやしわ、くすみなど、さまざまな悩みにアプローチできます。肌トラブルのお悩みを抱えている人は一度検討してみてはいかがでしょうか?

ダーマペンとは。どんな効果があるの?

2023年8月11日

こんにちは!いのうえ歯科です。

■ダーマペンって何?

ダーマペン、別名マイクロニードル療法とは16本の微細なマイクロニードル針を使用して、高密度にお肌に垂直に穴を開けて、そこの真皮にヒアルロン酸や成長因子やを直接導入する治療方法です。本施術は、繰り返し行うことでより高い効果を得られるため、リピートする患者様も多く、満足度もとても高い治療です。

ダーマペン治療では、穴をあける深さを0.2mm〜3.0mmに調節できます。それぞれ改善したい肌トラブルに合った深さでの治療を行えるのもポイントですよ。

IPLやレーザーリサーフェイシング、フラクセル、ケミカルピーリングなどの切除治療と同じくらいかもしくはそれ以上の効果を得ることができます。

■ダーマペンの効果

ダーマペンは、リフティングや肌の張り、若返り効果などをはじめ、座瘡瘢痕や創傷治癒など、幅広く効率的な効果を得られます。しわや小じわでお悩みの方にもおすすめです。また、肌色がくすんで見えるなどの悩みを改善することも可能です。

■ダーマペンの効果はいつから感じられる?

ダーマペンは、何度も回数を重ねることで効果が現れる治療です。そのため、個人差はあるものの、平均して5回程度で効果が現れるとされています。

しかし、短期間で5回できるわけではなく、治療後は3〜4週間ほどの間隔を開ける必要があります。目安としては、約1ヶ月に1回のペースで治療を受けるよう習慣づけるのがおすすめです。大前提として、ダーマペンは治療に時間が掛かるということを念頭に置いておきましょう。

■ダーマペンがおすすめな人はどんな人?

ダーマペンで得られる効果でも触れていますが、特にダーマペンによる治療がおすすめなのは下記のような悩みをお持ちの人です。

・毛穴の開きや、ニキビ跡、クレーター肌による凹凸が気になる

・毛穴の開きを改善したい

・肌のハリや弾力がなくなってきて老けて見える

・肌のたるみやくすみが気になる

・しわ・小ジワが気になる

■まとめ

審美的な改善は、自分に自信を持つことにも繋がり、見た目だけではなく、心も明るくなります。気になる人はぜひ一度当院にご相談ください♪

インプラントの医療費控除②

2023年8月4日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は歯を失った際に検討される治療方法のひとつですが、保険適用外の治療のため、治療費はほかの治療よりも高額になります。

インプラント治療では、上手に医療費控除を活用することで費用を軽減できます。この記事では医療費控除の手続きについて詳しく解説します。

■医療費控除とは?

患者様あるいは患者様と生計を共にする家族が、1年間の間に支払った医療費が総額10万円を越える場合に適用される仕組みが医療費控除です。医療費控除が適用されると、1年間の間に支払った税金が還付もしくは減税されます。上手に活用することで、医療費の負担を軽減できますよ。

■インプラント治療の医療費控除適用例【所得額が300万円の場合】

納めた一部の税金がが30万円

▶︎還付金:4万円

納めた一部の税金がが50万円

▶︎還付金:8万円

■医療費控除を受けるために用意するもの

・確定申告書(還付申告書)

・還付金振込口座用の通帳および印鑑

・源泉徴収票(※給与所得者)

・治療にかかった医療費を証明できる領収書

※通院のための公共交通機関利用料金も含む

■医療費控除を受けるための手続き

医療費控除を受ける際の手続きは、給与所得者と、そうでない人とで、用意するものや手続きが少し異なりますので、自分が何に該当するのか確認しましょう。

・給与所得者

源泉徴収票の原本と還付申告書、領収書を納税先の税務署に提出する

・給与所得者以外

確定申告書(所得税)の該当箇所にある医療費控除に関する記入欄に必要事項を記入して納税先の税務署に提出する

上記どちらの場合でも、医療費を証明する領収書等は必要なので大事に保管しておきましょう。

■まとめ

インプラント施術は、一般的な歯科治療よりも費用が高額ではありますが、医療費控除を活用することで、治療費の負担を軽減できます。もっと詳しく知りたいという方は、歯科医院の担当医や納付先の税務署に相談してみてくださいね。

インプラントの医療費控除①

2023年7月28日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、ブリッジや入れ歯よりも寿命が長く、審美的な面でも機能的な面でも優れていますが、保険適用外の治療になるため、ほかの治療費よりも高額になります。

そんなときに上手に活用したいのが、医療費控除です。この記事ではインプラント施術を受けた際の医療費控除について詳しく解説していきますよ。

■インプラントの費用相場

インプラントは治療着は歯科医院でそれぞれ設定されるため、定価はありません。大体の費用相場は、インプラント1本で総額約15万〜45万円ほどになりますが、これはあくまでも目安で施術する箇所や人工歯の種類で変わってきます。

インプラントの寿命は10〜15年と丈夫で長持ちすることを考えると妥当だと考えられますが、やはりそれでも費用の負担は大きく、できるだけ軽減したいものです。インプラント治療は医療費控除が適用できるので、上手に活用していきましょう。

■医療費控除の仕組み

医療費控除は、患者様あるいは患者様と生計を共にしている家族が、1年間の間に支払った医療費が総額10万円を越える場合に適用される仕組みです。医療費控除が適用されると、支払った税金が還付、もしくは減税され、上手に活用することで負担を軽減することができますよ。

例えば…

【年間の所得が200万円未満の方の場合】

所得金額×5%が基準額

→超過分に対して控除が適用されます。

*ほかの医療機関の医療費も合算できる!

インプラント治療で支払った費用以外にも、ほかの医療機関で支払った医療費も合算して提出することができます。生計を共にしている家族がいる場合は、家族全員の医療費を合算した合計金額を申請可能です。

*領収書は大事にとっておこう!

医療費控除を申請する場合、歯科医院からもらう領収書が必要になります。納税先の税務署で確定申告を行えばその年(一年間)に収めた税金の一部が還付されますが、確定申告を行うためには歯科医院から渡される領収書を提出する必要があるので、捨てずとっておくようにしましょう。

■医療費控除が適用されるのはどんなケース?

インプラント施術は、審美的な目的で行われるホワイトニングや美容整形とは異なり、医療行為に該当するため、基本的にほとんどが医療費控除の対象となります。

■まとめ

医療費控除について詳しく知りたい人は、納付先の税務署や歯科医院に相談してみてくださいね。