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ホワイトニングで歯が白くなるのはなぜ?

2023年7月7日

歯が白く美しいと、顔の印象も良くなります。見た目を美しくしたいという人のなかにはホワイトニングを検討する人も多いですよね。この記事では、医療ホワイトニングで歯が白くなる仕組みについて解説していきますよ。

■セルフホワイトニングとは薬剤が違う!医療ホワイトニングで歯が白くなる根拠

セルフホワイトニングは安価で行えるため、手っ取り早く行えて初心者の人でも手を出しやすい方法です。しかし、医療ホワイトニングで用いられる薬剤と市販で販売されているものでは含まれている成分は異なります。

歯科医院で行うホワイトニングには、歯科医師免許を所持している人のみ使うことのできる「過酸化水素」入りの薬剤が使用されます。医療ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニング、2つを並行して行うデュアルホワイトニングがあります。

なかでもオフィスホワイトニングは、歯科医院で行われるため、使用する過酸化水素の濃度が高く、1回の施術でも効果を実感しやすくなっています。

処方された道具と薬剤を使用して行うホームホワイトニングには、過酸化尿素という成分が含まれる薬剤を使用します。濃度は少々劣りますが、分解される過程で過酸化水素になるため、漂白成分はオフィスホワイトニング同様と考えて良いでしょう。

*過酸化水素の効果とは?

医療ホワイトニングに用いられる過酸化水素は、歯の表面についた汚れや、歯の内部にある「象牙質」の色素を分解する効果があります。過酸化水素を用いることでこれらを分解して除去できるため、歯が白くなる仕組みになっているというわけです。

それだけではなく、過酸化水素は、歯の表面のエナメル質が一時的にすりガラス状に変わって光を乱反射させる「マスキング効果」も期待できるとされています。光が直線的に象牙質に届かなくなるため、歯が白く見えるというメカニズムになります。

■まとめ  

医療ホワイトニングで歯が白くなる仕組みを知ると、セルフホワイトニングとの効果の差もわかってくるのではないでしょうか。オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングから自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

当院ではホワイトニング施術にも力を入れております。医療ホワイトニングが気になる人は、ぜひ一度当院にお越しください。  

インプラント術後に注意点やおうちでの過ごし方

2023年6月30日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、自分の歯と同じように噛める機能性はもちろんのこと、審美的な面でも優れているため、注目を集めています。この記事ではインプラント術後の過ごし方について解説します!

■インプラント治療の流れ

①カウンセリング・各検査

②顎骨に人工の歯根(インプラント体)を埋入する手術

③人工歯(上部構造)の製作と装着

④治療後のメンテナンス・定期検診

インプラントの治療法には1回法と2回法と呼ばれる2種類があり、1回法が適用できるのは、顎骨の厚みが十分であると判断された方のみです。大体の方が2回法を選択することになります。

どちらも必ずインプラントを埋入する手術が行われます。1回法であればこの後、術後経過を見て人工歯を被せれば完了です。しかし2回法は、インプラント上部の粘膜を切開してアバットメントを連結する手術の2度の手術を要します。

完全に治療が終わるまでは術後のおうちでの過ごし方や、ケアが重要になります。

■術後の過ごし方

術後麻酔が効いているうちは口元の感覚がないので、火傷や頬や唇を強く噛んでしまうリスクがあるため、飲み物だけにしておきましょう。麻酔が切れた後も術後1週間程度はやわらかいものを選び、噛む力が必要なものは避けておくのが良いですよ。うどんやおかゆ、スープがおすすめです。細かく切る、少量にして食べるなどの工夫をしながら、噛む時は施術した反対側の方で咀嚼するようにしましょう。

喫煙と飲酒は厳禁です。そのほか、激しい運動は術後1週間程度はひかえ、2〜3日は軽い運動も避けましょう。入浴も血行を促し出血のリスクを高めてしまうため、シャワーで済ませます。手術後に歯科医院から処方される抗生剤や鎮痛剤を指示に従って飲むことも重要ですよ。

■施術部以外はいつも通り歯磨きを!

施術部やその周辺は歯磨きをしてしまうと傷口が開いてしまう危険性があるので避けますが、施術部以外はいつも通りのケアが必要です。毛先のやわらかい歯ブラシを選んで歯磨きをしましょう。

■まとめ

インプラント治療は「歯を美しく見せたい」と、審美的な改善を目的とする人にもおすすめの治療方法です。インプラント治療が気になる人や検討中の人は、ぜひ一度当院にお越しください。

インプラント治療の痛みや腫れ

2023年6月23日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、ほかの歯科治療とは異なり、外科手術が必要になる大きな治療です。なかには術後の痛みや腫れを不安に思う人も多いですよね。この記事ではインプラント治療の痛みや腫れについて詳しく解説していきますよ。

■痛みは腫れは麻酔が切れたあとに生じる!

インプラントの術中は局所麻酔をして行われるため、痛みを感じることはほとんどありません。術後に麻酔が切れたあとに、歯茎の切開などによる痛みや腫れが伴います。

■痛みや腫れはどのくらい続く?

【痛みが続く期間の平均】

早くて2〜3日程度

長く続く場合で1〜2週間程度

【腫れが続く期間の平均】

術後2〜3日後がピーク

1〜2週間で元通りになることがほとんど

上記で記載した期間はあくまで一般的なもので、個人差があります。手術後の腫れや痛みが明らかに長く続いているという場合や、鎮痛剤がきかない場合は、感染症などのリスクも考えられるため、速やかに担当医に相談しましょう。

■痛みや腫れの対処法

術後に痛みが出てきて辛いときには、歯科医院で処方された鎮痛剤を飲んで、痛みをコントロールするようにしましょう。術後3日目くらいにピークを迎えるケースが多い腫れは、濡れたタオルや冷えピタなどで冷やすのも効果的です。冷やしすぎると逆効果になるので注意してくださいね。インプラント術後の痛みも腫れも、1週間程度でおさまるケースがほとんどです。

■出血したらどうする?止血方法は?

術後に止血は行われますが、当日は血が滲んできてしまうケースも多いです。出血がみられる場合は、清潔なガーゼやティッシュを施術部位で噛んで10〜15分程度で適宜ガーゼを新しいものに交換して止血を行いましょう。

上手に圧迫止血ができていれば翌日にはおさまるので焦らずに対処してくださいね。また、術後の帰宅中に出血が気になる場合もあるので、あらかじめマスクやティッシュを用意しておくのもおすすめです。当日の睡眠時は、出血して汚れがついても大丈夫なタオルを敷いたり、白い服は着ないで睡眠をとるなどの工夫も必要です。

■まとめ 

当院でもインプラント治療を実施しております。インプラント治療が気になっている人は、ぜひ一度当院にご来院ください。 みなさまのご来院をお待ちしております!

インプラントの構造や種類

2023年6月16日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療の審美的なメリットは、上部構造(人工歯)の種類によっても変わりますよ。

この記事ではインプラントの構造や種類をご紹介します。

■インプラントの構造

①インプラント体(人工歯根)

外科手術によって顎の骨に埋め込まれるのが、インプラント体です。歯根の代わりとなり、インプラント全体を支える重要な役割を果たします。

インプラント体にも、「スクリュータイプ」と「シリンダータイプ」の2つの種類があります。現在インプラント治療で使われているのはほぼスクリュータイプです。 

②アバットメント(支台)

埋め込んだインプラント体に取り付け、上部構造(人工歯)を接続する器具です。

③上部構造物(人工歯)

アバットメントに接続されるのが、上部構造と呼ばれる人工歯で、これが自分の歯の代わりとなる部分です。

■人工歯(クラウン)種類

人工歯は主に以下の6種類の素材に分けられます。

【ジルコニア】

 セラミックを何層にも塗り重ねて仕上げた人工歯です。自然な色や質感で、審美的な面でメリットが大きく、耐久性もあります。よく見える部分にも向いており、プラークもつきにくく、あらゆる面で優れた素材と言えます。

【ニケイ酸リチウム】

セラミックの一種であるニケイ酸リチウムガラスを高温で溶かし、成型して作られた人工歯です。オールセラミックなので非常に高い耐久性と審美性をを誇ります。インプラントよりも主に自分の歯が残っているときの治療に用いられます。

【パラジウム合金】

一般的に「銀歯」と呼ばれる銀色の金属。インプラントには使用しませんが、比較的価格も安いため費用を抑えることができます。経年劣化しやすく、見た目の色が目立つため、よく見える位置の歯には不向きです。

【メタルボンド】

金属のフレームに、セラミックを焼き付けて加工した人工歯です。自然な色味なので審美的なメリットがありますが、デメリットとして、セラミックがはがれやすい点があげられます。

【ゴールド】

白金加金や、金合金などでできた人工歯です。他の素材よりも柔らかく、自分の歯を痛めることがありません。銀歯同様色が目立つため、奥歯などの目立たない箇所に適用されます。

■まとめ

人工歯の種類もたくさんあり、用途やメリットもさまざまです。審美的な面や価格の相場、耐久性などを考慮し、担当医と相談して選んでいきましょう。

インプラントってどんな治療?

2023年6月9日

こんにちは!いのうえ歯科です。

インプラント治療は、機能性はもちろんのこと、審美的な面でも優れており、「歯を美しく見せたい」というお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

この記事ではインプラント治療の特徴や、治療の流れを紹介します。

■インプラント治療はどんな治療?

歯を失くした顎骨にインプラント体といわれる人工の歯根を埋め込み、そこに上部構造といわれる人工歯を装着する治療方法です。部分的な箇所にも、お口の中の全部の歯にも適応できます。

インプラント治療では、上部構造の人工歯をつける前に、顎骨にインプラント体を埋入する手術が必要になります。埋め込んだインプラント体が骨と結合するまでに、約2ヶ月ほどの時間がかかり、どんな人でも治療期間は2ヶ月以上必要になります。

■インプラント治療の流れ

①カウンセリング(相談)・各検査

治療をはじめる前に患者様のお悩みや要望をヒアリングし、歯科医師からインプラント治療に関する説明が行われ、治療計画の立案も並行して行われます。

インプラント治療はお口の中の健康状態も重要になるため、さまざまな口腔内の検査も行われます。インプラント治療前に治療するべきだと判断される虫歯や歯周病がある場合は、そちらの治療が優先されます。

②顎骨に人工の歯根(インプラント体)を埋入する手術

口腔内の検査や、治療計画が済んだら、人工の歯根(インプラント体)を顎骨に埋入する手術が行われます。2回法が選択された場合は、インプラント埋入手術にプラスし、インプラント上部の粘膜を切開するための手術の、2回にわたっての手術が必要になります。

③人工歯(上部構造)の製作および装着

インプラント埋入手術終了後、インプラント体と骨が結合するまで時間を置きます。結合が完了したら、人工歯(上部構造)を装着して、インプラントの治療は完了になります。

④治療後のメンテナンス(定期検診)

インプラント自体は虫歯になることはありませんが、インプラントを長持ちさせ、周りの歯を守るためには、丁寧なセルフケアと歯科医院での定期検診・メンテナンスが必要不可欠です。

■まとめ

インプラント治療が気になる人は、ぜひ一度当院にお越しください。みなさまのご来院をお待ちしております!

次回はインプラントの構造や種類について、ご紹介いたします。

医療ホワイトニングの種類

2023年6月2日

前回の記事では、セルフホワイトニングと、医療ホワイトニングの違いを解説しました。この記事では医療ホワイトニングの種類や、それぞれの特徴をご紹介していきますよ。

■歯科医院でできるホワイトニングの種類

①オフィスホワイトニング

【施術期間】

歯の白さを実感できるまで:約1回の照射

理想的な白さを実現できるまで:約3回〜5回の照射

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングで、歯の表面に過酸化水素が多く配合された薬剤を塗布して、専用の機器でライトを照射することで歯を白くします。ホームホワイトニングよりも即効性があるのが特徴で、1回の照射で白くなったことを実感できます。しかしその反面、色戻りがしやすく、持続性には劣ります。

②ホームホワイトニング

【施術期間】

歯の白さを実感できるまで:約4週間

理想的な白さを実現できるまで:約8週間

歯科医院から処方される専用の道具と薬剤さえあれば、どこでも好きなタイミングでできるホワイトニングの方法です。専用のマウスピースに処方されたホワイトニングの薬剤を入れて装着し、ゆっくりと歯を白くしていきます。

歯科医院に何度も通う必要がないので、忙しい人にもおすすめです。オフィスホワイトニングよりも弱い薬剤を使用するため、即効性には劣ります。しかし、その分持続性が高いというメリットがあります。

③デュアルホワイトニング

より効果を高めたいという人におすすめなのが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングです。2つのデメリットをカバーしつつ、良いとこ取りをしたホワイトニングなので、即効性と持続性どちらも、叶えられます。しかし、2つを併用して行うため、施術費用は高くなります。

■まとめ

医療ホワイトニングは効果も高いですが、永久に持続するわけではありません。ですので、施術を受けて理想の白さになったのなら、できるだけ持続させるための日常的なケアも大切です。ホワイトニング効果のある歯磨き粉をサポートとして活用したり、着色汚れがつきやすい飲食物は控えたりと、効果を持続させるために意識を持つことで、後戻りを防ぐことにつながります。

医療ホワイトニングに興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。患者様に合った方法をご提案させていただきます!

歯科医院でできるホワイトニングとセルフホワイトニングの違い

2023年5月26日

こんにちは!いのうえ歯科です。

歯の美しさを叶えるためにはセルフホワイトニングで十分!と思っていませんか?実は医療ホワイトニングとセルフホワイトニングとでは大きな違いがあり、効果にも直結してきます。

この記事では、「歯を白くしたい」というお悩みをお持ちの人に向けて、

歯科医院でできるホワイトニングとセルフホワイトニングの違いを解説していきます!

■セルフホワイトニングと医療ホワイトニングでは使用できる「薬剤」が違う

結論から言ってしまうと、セルフホワイトニングと医療ホワイトニングの大きな違いは、使用できる薬剤の種類です。一般的にホワイトニングは医療行為とされているため、おうちで使用できるものと、歯科医院でのみが使用できるものには、違いがあります。

医療ホワイトニングでは、色素を分解して歯を白くする効果の成分「過酸化水素」が配合された薬剤を使用してホワイトニングを行うのに比べ、日本では市販の歯磨き粉に過酸化水素を配合することが禁止されています。ですので、市販の歯磨き粉を使用しただけでは、十分なホワイトニングの効果を得ることはできないのです。

セルフホワイトニング:汚れや色素沈着を除去して元の歯の状態に近づける

医療ホワイトニング:本来の歯以上の理想とする白さにすることができる

■歯科医院で行うホワイトニングは虫歯予防・歯周病予防にも効果的!

歯科医院でホワイトニングをする際は、汚れを落とすためのクリーニングが最初に行われます。クリーニングをしてもらうことで、日々のケアでは磨ききれない箇所まで綺麗にしてもらえるので、虫歯や歯周病の予防にもなります。

ホワイトニングを行ったあとは、虫歯予防に効果的と言われているフッ素を多く取り込めるようになるという報告もされており、酸に対する抵抗力が高くなり、歯質を強化してくれる効果も期待できます。

■まとめ

市販の歯磨き粉は、あくまで補助的なものとして活用するのがおすすめです。理想的な歯の白さを実現するためには、医療ホワイトニングが最適ですよ。次の記事では、医療ホワイトニングの種類とそれぞれの特徴をご紹介していきます!

新型コロナウイルス感染

2022年12月27日

12月25日に当院スタッフに新型コロナウイルス陽性者が出ました。

そのため12月26、27、28日の診療を急遽お休みさせていただくことになりました。

多くの方々にご迷惑をお掛け致しますが、安全を第一に考え、この様な対応とさせていただきました。

12月27日に院内の清掃、消毒作業を専門の業者が行いましたので、新年1月5日からは通常通り診療を再開致します。

急なご報告となり誠に申し訳ございません。

いのうえ歯科 井上実

インプラントについて

2022年10月26日

インプラントを治療を行ううえで、注意しておかないといけないことが何点かあります。

これを疎かにするとトラブルが起きかねないため、しっかりと説明する必要があります。

まず、インプラント治療は基本的に自由診療であることが大前提です。保険診療ではありません。

1.診療費が高額である

2.外科的手術が必要である

3.治療終了後も定期的なメインテナンスが必要である

4.インプラント周囲炎という歯周炎に似た症状を起こす可能性がある

5.インプラント体、被せものが壊れる可能性がある

などのデメリット、副作用が考えられます。

決していいことばかりではないということも理解していただいた上で専門的な知識、技術を持った歯科医を見つけ治療することをお勧め致します。

当院では日本口腔インプラント学会認定専門医が患者様の不安を解消しながら、一からインプラント治療について説明を致します。

ご希望の方は当院までご連絡ください。

インプラント相談料 3500円(税別)

歯科助手・歯科衛生士募集

2022年10月26日

現在、いのうえ歯科では一緒に働いていただけるスタッフを募集しております。

歯科の仕事は未経験でも構いません。すこしでも歯科の仕事に興味があるよ、人と接するのが好きだよという方は、ぜひお声かけください。

電話もしくはinouedental20190501@gmail.comまでご連絡ください。

よろしくお願い致します。