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「顎のこり」を感じたことはありませんか?噛む筋肉が緊張する原因とトラブル

2026年2月6日

こんにちは。いのうえ歯科です!

朝起きたとき、顎がだるかったり、なんとなく口が開きにくいと感じたりすることはありませんか?その正体は、実は「顎のこり」かもしれません。

今回は、顎の筋肉が緊張する原因と、放置するリスクについて解説します。

■顎がこる正体は「咬筋(こうきん)」の緊張

私たちが食事をするときや会話をするときに使うのが「咬筋(こうきん)」という筋肉です。頬骨から顎のエラ部分にかけてついており、噛みしめると硬くなる部分です。

肩のこわばりで「肩こり」が起きるのと同じように、この咬筋も、過度な力がかかり続けると硬くこわばります。これが、顎の疲れや重だるさの原因となっています。

■なぜ筋肉が緊張するのか?

無意識に顎がこってしまう主な原因は、以下の3つです。

1.無意識の食いしばり(TCH)
リラックス時は、上下の歯は数ミリ離れているのが正常です。しかし、無意識に歯を接触させ続けてしまう癖(TCH)があると、たとえ弱い力でも、筋肉が疲労し続けます。

2.ストレスと歯ぎしり
ストレスを感じると、人は無意識に歯を食いしばる傾向があります。睡眠中の歯ぎしりは脳のリミッターが外れるため、体重と同程度(約60kg〜100kg)もの強い力がかかるともいわれています。

3.姿勢の悪さ
スマホやパソコン作業での猫背は、顎の位置をずらし、筋肉を緊張させます。

■放置は危険!「こり」が引き起こすトラブル

顎のこりを「ただの疲れ」と放置していると、重だるさが続くだけでなく、強い負荷で歯がすり減ったり、最悪の場合は歯が割れてしまったりすることもあります。また、咬筋は首や肩の筋肉とつながっているため、慢性的な頭痛や肩こりの原因になることもめずらしくありません。

■まとめ

顎のこりを解消し、歯を守るためには「筋肉を休ませる」ことが大切です。

まずは、日中に「いま、奥歯が触れていないか?」を確認し、意識的に力を抜く習慣をつけましょう。お風呂上がりなどに、頬の筋肉を痛みのない範囲で優しくマッサージするのも効果的です。

また、ご自身でのケアが難しい場合、歯科医療の選択肢の一つとして、筋肉の過度な緊張を注射で緩める「ボツリヌス治療」という方法もあります。(※ボツリヌス治療は公的医療保険が適用されない「自由診療」です。)

「朝起きると顎が疲れている」「エラが張っている気がする」という方は、歯が割れてしまう前に、ぜひ一度歯科医院へご相談ください。