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歯ぎしりや食いしばりは顔立ちに影響を与える?ボトックス(ボツリヌス)治療

2024年12月27日

こんにちは。いのうえ歯科です!

私たちの生活の中で、ストレスや疲労の蓄積、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを行ってしまうことがあります。これらの習慣は健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

今回は歯ぎしりや食いしばりが顔立ちに与える影響と、それに対する治療について詳しくお話しします。

■歯ぎしりや食いしばりとは?

歯ぎしりとは、上下の歯をこすり合わせる行為を指し、食いしばりは上下の歯を強く噛み締めることを意味します。どちらも無意識のうちに行われることが多く、ストレスや緊張、疲労が原因とされています。特に、睡眠中に歯ぎしりをする人が多く、気づかないうちに自分の歯や顎に大きな負担をかけています。

■顔立ちに与える影響

・筋肉の発達

歯ぎしりや食いしばりは、咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉を必要以上に使うことになるため、咬筋が肥大化し、顔が四角く見えてしまうことがあります。特に女性の場合は顔のラインが崩れる原因となり、見た目の印象が変わってしまうこともあるので改善が必要です。

・顎関節症のリスク

顎関節に負担をかけて顎関節症を引き起こすことがあります。顎の痛みや違和感だけでなく顔の左右非対称を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

・歯の摩耗

歯ぎしりを続けていると歯の表面が摩擦により形状変化を起こすことがあります。

■歯ぎしりや食いしばりにはボツリヌス治療がおすすめ

歯ぎしりや食いしばりを改善する方法として、ボツリヌス治療がおすすめです。ボツリヌス治療は、ボツリヌス菌から抽出された毒素を用いて、筋肉の収縮を一時的に抑制する審美歯科治療のひとつです。咬筋の過剰な働きを和らげ、歯ぎしりや食いしばりを軽減する効果が期待できます。注射によって行われるため、短時間で済むのも魅力の一つです。

効果①見た目の改善

咬筋の肥大が抑えられることで、顔のラインがシャープになり、女性らしい小顔効果が期待できます。

効果②痛みの軽減

歯ぎしりや食いしばりによる痛みを軽減する効果があるので、顎の疲労感や痛みが和らぎ、日常生活も快適になります。

■まとめ

歯ぎしりや食いしばりに悩んでいる方がいれば、ぜひ歯科医院に相談してみてください。