インプラントにおける歯科用CT検査の重要性②
こんにちは。いのうえ歯科です!
前回の記事に引き続き、本記事でもインプラント治療を受ける際に重要となる歯科用CT検査について詳しくお話ししていきます。
■歯科用CT検査を受けるべき人と避けるべき人っている?
インプラント治療を受ける人なら一般的に患者様は歯科用CT検査を受けるべきです。特に骨の密度や形に関する情報が不足している場合や、手術のリスクが高い人はより重要となります。一方で、妊娠中や放射線に対する過敏症のある人など、特定の状況下では避けるべきです。インプラント治療はそもそも健康状態が良好でないとできない治療なので、必然的に歯科用CTも避けるべきと判断されます。
■歯科用CT検査にリスクはある?
歯科用CT検査はX線検査なので、放射線によるリスクは多少なりともあります。しかし、通常のX線検査よりも放射線量は低く、リスクは最小限に抑えられています。歯科用CTによって体に受ける害はほとんどないと考えられています。また、一部の患者様にとっては、CT検査のための口腔内への金属製の装置の使用が問題となる場合もあります。
■歯科用CT検査の結果解釈と手術成功に与える影響
歯科用CT検査の結果は、歯科医師によって詳細に解釈されます。歯科医師が安全かつ正確な治療計画を立てて治療を実行するためにも欠かせない要素です。顎の骨の密度や形状、神経や血管の位置など、様々な要素が考慮されます。これらの情報を元に、インプラントの埋入位置や角度、手術の計画が立てられます。歯科用CT検査の結果は、いわば治療計画の基礎と言えます。手術のリスクを最小限に抑え、手術の精度が向上することはもちろん、合併症や後遺症のリスクも軽減されます。
■歯科用CT検査の料金
歯科用CT検査は一般的に自費診療で有料の検査となりますが、保険が適用されるケースもあります。保険適用の条件や範囲の詳細は歯科医院に聞くのが良いでしょう。
■まとめ
歯科用CT検査は、インプラント治療の成功に不可欠な役割を果たしていることを理解していただけたでしょうか。顎の骨の状態や構造を正確に把握し、適切な治療計画を立てることで、手術の成功率を高めることができます。最適な治療結果を得るために、歯科用CT検査を適切に活用していくことが大切です。