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ブリッジ・入れ歯・インプラントの特徴

2023年8月25日

こんにちは!いのうえ歯科です。

歯を失ってしまった場合の治療方法には、ブリッジや入れ歯、インプラントがあります。

この記事では、3つの治療方法の特徴や違いをご紹介していきます。

■入れ歯の特徴

寿命:〜8年程度

保険適用:◯

失ってしまった歯を補うための人工歯のことを入れ歯といいます。入れ歯は大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯の2種類があり、上下どちらかの顎で歯がすべてない場合に適用される方法が

総入れ歯です。自分の歯が1本も残存していない場合は総入れ歯が適用されます。床というピンク色の土台の上に人工歯が並んでいる形状になっており、取り外しができます。

【メリット・デメリット】

天然歯と比較すると入れ歯の噛む力は30〜40%で、高いとは言えません。とはいえ患者様により個人差があり、問題なく噛めると感じる人もいれば、全然噛めないという人もいます。外科手術が必要ないので治療期間も平均1ヶ月ほどで終わります。手軽な治療ですが、機能性には少々劣り、噛みにくい、違和感を感じるなどの症状が多いのがデメリットです。

■ブリッジの特徴

寿命:〜8年程度

保険適用:◯

ブリッジは失った自分の歯の代わりとなる人工歯を、両隣の歯にかぶせる冠と一体で作成したものです。残存する両隣の歯を土台にして人工の歯を支える治療方法です。

【メリット・デメリット】

残っている健康的な歯を削る必要性があり、顎骨への影響が出てしまう恐れがあります。入れ歯よりも機能的には優れており、自分の歯とそれほど変わりありません。しかしブリッジと支台歯の境目には汚れが蓄積されやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。ブリッジを装着後は、念入りなケアが必要です。トータルの治療期間は比較的短いです。

■インプラント

寿命:半永久的

保険適用:×

歯を失った部分の顎骨にインプラント体を埋め込んでその上に人工歯を取り付ける治療方法です。

【メリット・デメリット】

自費治療になるため費用は高額です。しかし、天然歯と同等の機能性や審美性が得られ、丈夫で、寿命が長いのも特徴です。人工歯がきちんと固定されるので、違和感やぐらつきはなく、丁寧に扱っていれば半永久的に使用できます。外科手術が必要なので身体的・精神的な負担は大きくなり、治療期間も長期に及びますが、長い目で見てなるべく自分の歯を残したいという人にはおすすめです。

■まとめ

もっとも大切なことは、自分の症状やライフスタイルに合わせた治療方法を選ぶことです。金銭的に余裕があれば、審美的・機能的な面でメリットが大きいインプラントを検討してみても良いかもしれません。