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歯茎のマッサージにはどんな効果がある?

2025年3月7日

こんにちは。いのうえ歯科です!

歯茎の健康を保つためには、適切な歯磨きや定期的な歯科検診が欠かせませんが、実は「歯茎のマッサージ」も有効なケア方法の一つとして注目されています。本記事ではその効果や方法について詳しく解説します。

■ 1. 血行促進

歯茎のマッサージの最も大きな効果の一つは、血行の促進です。歯茎は多くの血管が通っている部位ですが、血行が悪くなると歯茎がむくんだり、色が悪くなったり、炎症を引き起こしやすくなります。マッサージによって血行が良くなることで、歯茎に必要な栄養素がしっかりと届けられ、老廃物の排出もスムーズになります。

■ 2. 歯茎の引き締め

加齢や不適切な歯磨きが原因で、歯茎が痩せたり、下がったりすることがあります。歯茎のマッサージを続けることによって、歯茎が引き締まり、弾力性を取り戻す助けになります。

■ 3. 歯周病予防

歯周病は歯茎に炎症が生じ、最終的には歯を支える骨まで影響を及ぼす病気です。歯茎のマッサージには、歯茎を刺激して免疫力を高め、炎症を予防する効果が期待できます。また、歯茎のマッサージをすることで、細菌が溜まりやすい部分に刺激を与え、免疫力を高めることができます。

■ 4. 口臭の予防

口臭の原因は歯だけでなく歯茎の影響もあります。歯茎が炎症を起こすと細菌が増殖し、その結果として不快な口臭が発生することがあります。歯茎のマッサージによって血行が促進され、歯茎の健康が改善されると、口臭の原因を減少させることができます。さらに、歯茎のマッサージをすることで、唾液の分泌が促進され、口腔内の細菌を洗い流し、口臭を抑える効果も期待できます。

■ 5. リラックス効果

歯茎のマッサージは、単に身体的な健康効果だけでなく、精神的なリラックスにも効果があります。特に、歯茎の周りの筋肉や組織がほぐれることによって、顔全体の緊張が和らぎ、リラックス感を得ることができます。

■まとめ

歯茎のマッサージは、血行促進、歯茎の引き締め、歯周病予防、口臭予防など、さまざまな健康効果を期待できます。自宅で簡単にできるケア方法として、歯茎マッサージは非常に有効です。もちろん、歯茎の健康を維持するためには、適切な歯磨きや定期的な歯科検診が重要ですが、歯茎マッサージを生活に取り入れることで、より健康な歯茎を保つことができるでしょう。健康な歯茎があってこそ、健やかな口腔環境が保たれますので、ぜひ試してみてください。

保険診療でできる白い被せ物とセラミックはどう違う?

2025年2月28日

こんにちは。いのうえ歯科です!

歯科治療の被せ物には保険診療で使用されるものと、自費診療で提供されるセラミックがあります。本記事では、保険診療でできる白い被せ物とセラミックの違いについて詳しく解説します。

■保険診療でできる白い被せ物とは?

保険診療では、患者様が負担する費用を抑えるために、レジン(プラスチック)が使われることが一般的です。レジンはプラスチックの一種で、歯の色に合わせた白い仕上がりが特徴です。しかし、レジンは摩耗しやすく、時間が経つと色が変わりやすいというデメリットがあります。また、劣化しやすいので再治療のリスクもあります。

■自費診療でできるセラミックの特徴 

セラミックは、天然歯に最も近い見た目を実現できる素材として知られています。特に審美性を重視する方に人気があります。透明感が高く、天然歯に近い色合いと質感を持っているため、見た目にこだわる方に最適です。また、金属アレルギーが心配な方にもおすすめです。欠点としては、強度が若干劣るため、衝突や転倒などにより強い衝撃には弱いため注意が必要です。

■コストの違い

保険診療で使われる白い被せ物は保険適用となるため、1本あたり数千円程度で治療が受けられます。しかし、保険診療では制約が多く、素材や治療方法に限りがあります。一方、セラミックは自費診療となるため、1本あたり数万円から数十万円と、かなり高額になります。しかし、その分、見た目の美しさや耐久性に優れており、長期的に考えるとコストパフォーマンスが良いと言えます。

■審美性の違い

見た目に関しては、セラミックが圧倒的に優れています。特にオールセラミックは、天然歯に非常に近い透明感と色調を持ち、笑顔に自信を持ちたい方には最適です。対して、保険診療で使用される白い被せ物は、色調の調整が難しく、透明感に欠けることが多いです。時間の経過とともに黄ばみや色の変化が目立つこともあります。

■耐久性と機能性の違い

耐久性についてもセラミックは非常に優れています。オールセラミックは高い強度を持ち、長期間使用しても色が変わりにくいです。また、金属アレルギーの心配もなく、非常に健康的です。特にメタルボンドは、金属フレームにより強度が増すため、奥歯のような強い噛み合わせが求められる場所に適しています。

一方、保険診療で使われる被せ物はセラミックよりも摩耗しやすく、再治療が必要になる場合があります。

■まとめ

保険診療でできる白い被せ物とセラミックには、それぞれにメリットとデメリットがあります。予算や理想に応じて歯科医師と相談しながらどちらを選ぶか決めましょう。

綺麗な歯を保つためにできること

2025年2月21日

こんにちは。いのうえ歯科です!

綺麗な歯は、外見だけでなく、健康にも重要な影響を与えます。本記事では、歯を美しく保つために役立つ基本的なケア方法や生活習慣を紹介します。

■基本的な歯のケア方法

まず最も重要なのは、毎日の歯磨きです。ただ歯を磨くだけではなく、正しい歯磨きのテクニックを身につけることが大切です。歯磨きは、少なくとも1回に2分以上かけて行いましょう。磨く際には、歯と歯茎の境目を意識し、歯の表面を優しくブラシでこするようにします。強く磨きすぎると、歯や歯茎を傷つける可能性があるので注意が必要です。

また、自分の口内に合った歯ブラシを選ぶことも大切です。毛先が柔らかくて、使いやすいものを選びましょう。定期的に歯ブラシを交換することも忘れずに行ってください。

歯磨きだけでは歯と歯の間の汚れを完全に取り除くことは難しいため、デンタルフロスの使用も効果的です。

■歯を守るための食生活

食べ物や飲み物が歯に与える影響は大きいです。特に甘いものや酸性の飲食物は、歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。一方でカルシウムやビタミンDが豊富な食べ物は、歯を強く保つために必要です。

■歯科医院への定期的な通院

定期的な歯科検診は、歯を長持ちさせるために欠かせません。歯科医師による専門的なクリーニングで、歯の汚れや歯垢を徹底的に取り除き、虫歯や歯周病の早期発見も可能になります。

歯科検診は一般的に3ヶ月〜半年に1回の頻度が推奨されます。歯科医院でのクリーニングは、家庭では取り切れない汚れを徹底的に落としてくれますし、歯茎の状態を確認してもらうことで、予防処置を早期に行えるので、習慣を身につけましょう。

■ストレスと歯の健康の関係

過度のストレスは、歯ぎしりや食いしばりを引き起こし、歯に負担をかけます。ストレスを管理することが、歯の健康を守るためにも重要です。

■睡眠と歯の関係

睡眠不足が続くと、免疫力が低下し、歯周病のリスクが高くなります。十分な睡眠を確保することは、健康な歯を維持するためにも欠かせません。

■ホワイトニングと歯の美白

歯を白く保つことは、見た目の印象に大きな影響を与えます。歯科医院でのホワイトニングは、より高い効果が期待でき、安全性も確保されています。歯科医師の指導のもとで行うため、歯へのダメージを最小限に抑えつつ、理想的な白さを手に入れることができます。

■まとめ

綺麗な歯を保つためには、日々のケアを怠らないことが大切です。正しい歯磨きや食生活、定期的な歯科検診を習慣化し、生活習慣にも気を配ることで、健康で美しい歯を維持できます。

歯科医院でクリーニングを受けないとどんなリスクがある?

2025年2月14日

こんにちは。いのうえ歯科です!

歯の健康を維持するためには、日々の歯磨きが欠かせませんが、それだけでは不十分です。自分では取りきれない歯垢や歯石が溜まると、虫歯や歯周病の原因になるため、歯科医院での定期的なクリーニングが重要です。

では、歯科医院でのクリーニングを受けないと、どんなリスクがあるのでしょうか?今回は、そのリスクについて詳しく解説します。

■歯のクリーニングを受けないリスクは?

・歯石がたまる

歯磨きだけでは、歯と歯茎の間に溜まった歯垢(プラーク)を完全に取り除くことはできません。歯垢は時間が経つと硬化して歯石になり、これは歯ブラシで磨くだけでは取れなくなります。歯石が溜まると、歯茎の炎症を引き起こし、歯周病のリスクが高まります。さらに、歯石は見た目にも悪影響を与えるため、定期的なクリーニングで取り除くことが大切です。

・虫歯や歯周病のリスクが高まる

歯垢が歯の表面に残っていると、そこに含まれる細菌が酸を産生して歯を溶かす原因となります。この酸が歯を攻撃することで虫歯が進行し、さらに歯周病の進行も促進されます。歯周病は歯を支える骨まで影響を与える怖い病気ですが、初期の段階では痛みを感じにくいため、気づかないうちに進行してしまうこともあります。歯科医院でのクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病の早期発見と予防が可能になります。

・口臭の原因になる

口臭の原因の多くは、歯垢や歯石に存在する細菌です。これらの細菌がお口の中で増殖することで、嫌なにおいが発生します。特に、歯垢が溜まったままだと、口臭が強くなりやすいです。歯科医院でクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を取り除き、口臭の原因を根本的に改善できます。

・歯の着色や汚れが取れない

コーヒーや紅茶、ワイン、タバコなどの摂取が習慣になっている場合、歯の表面に着色汚れがつきやすくなります。歯磨きだけではこの汚れを完全に落とすことは難しく、時間が経つと、汚れが歯に定着してしまうこともあります。歯科医院でのクリーニングは、こうした着色汚れを効果的に取り除くことができます。

■歯科医院でクリーニングを受けることのメリット

・定期的なチェックで歯科疾患の早期発見ができる

・美しい歯を維持できる

・経済的負担を軽減できる

・早期発見により軽い治療で済む

■まとめ

歯科医院でのクリーニングは、健康な口腔環境を維持するために欠かせません。定期的にクリーニングを受けて歯の美しさを保ち、長期的に健康を維持しましょう。

笑ったときに銀歯が見える!白い歯に変えるメリット

2025年2月7日

こんにちは。いのうえ歯科です!

笑ったときに銀歯が見えると、どうしても気になってしまう方は多いのではないでしょうか?特に、前歯や目立つ部分に銀歯があると、人前で笑うのが恥ずかしく感じることもあります。そんな悩みを解消するためにおすすめなのが、セラミック治療です。

本記事では、銀歯をセラミックに変えるメリットについて詳しく解説します。

■笑ったときに銀歯が見えることのデメリット

銀歯が見えると、いくつかのデメリットがあります。まず、見た目の不快感です。銀歯はどうしても金属的な色合いが目立ち、特に前歯など目立つ部分にあると、笑顔に自信を持ちづらくなります。また、自信の低下もあげられます。歯が気になることで、笑うことに対して抵抗感を感じ、積極的に笑顔を見せることが少なくなることもあります。最後に、口元の印象に与える影響です。笑顔の際に銀歯が見えることで、全体的な印象が少し暗くなり、清潔感が欠けてしまうこともあります。

■白い歯のセラミックに変えるメリット

・自然で美しい仕上がり

セラミックの最大の魅力は、自然で美しい仕上がりです。セラミックは、天然歯とほぼ同じ色合いや質感を再現できます。特に前歯に使用することで、まるで自分の歯のように仕上がります。銀歯のように目立つことなく、笑顔に自信を持てるようになります。

・長期的に美しさを維持できる

セラミックは、色あせや変色などの劣化が少ないため、長期間にわたって美しい状態を維持できます。銀歯は時間が経つと酸化して変色することがあり、見た目が気になることがありますが、セラミックはその心配が少なく、汚れや着色に強いため、清潔感が長持ちします。

・強度と耐久性が高い

セラミックは見た目だけでなく、強度と耐久性にも優れています。日常的に使用しても破損しにくく、噛む力にも耐えることができます。特に強度を重視したセラミック素材は、さらに耐久性が高く、長期間安心して使用できます。

・安全性が高い

セラミックは金属を使用しないため、金属アレルギーのリスクが少ないという点でも安心です。金属アレルギーを持つ方でも安心して使用できる素材であり、歯茎に優しいため、長期間の使用でも歯茎が黒ずんだり、炎症を起こしたりする心配も少なくなります。

■まとめ

銀歯からセラミックに変えることで、自然で美しい笑顔を手に入れることができます。銀歯が気になる方は、ぜひセラミックに変えることを検討してみてください。

インプラントは見た目に違和感がない?

2025年1月31日

こんにちは。いのうえ歯科です!

インプラント治療は、歯を失った場合に有効な選択肢として人気を集めていますが、その理由の一つが「見た目の自然さ」です。インプラントとは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

審美的な要素が重要視される前歯などの部位にもインプラントはおすすめです。本記事では、インプラントがどのようにして天然の歯に近い見た目を実現するのかを解説します。

インプラントの見た目は自然?

インプラントは、ブリッジや入れ歯など、他の治療法と比較しても、見た目が非常に自然です。特に、インプラントの人工歯は素材や形状、色合いを調整することができ、天然歯とほとんど見分けがつきません。

インプラントの審美性の鍵を握っているのは、使用する素材です。多くのインプラント治療では、セラミックやジルコニアなどの高品質な素材が使用されます。これらの素材は歯の色や質感を忠実に再現できるため、とても美しく自然に仕上がります。

■インプラントの審美性を高めているポイント

インプラント人工歯は、患者様一人ひとりの歯の色に合わせた調整が可能です。セラミックやジルコニアのクラウンは色の微調整が可能なため、隣の歯と調和し、自然な見た目を実現します。

■インプラントと他の治療法との見た目の違い

インプラントは、ブリッジや入れ歯と比べても審美性に優れています。ブリッジは隣の歯を削って支えるため、その部分が不自然に見えることがあります。また、入れ歯はどうしても取り外し式のため、固定感や安定感に欠け、見た目が不安定になりがちです。対してインプラントは、歯根から人工歯を支えるため、安定感や固定感があり、天然歯のように自然に見えます。

■審美性を重視したインプラント治療を受ける際のポイント

インプラント治療で優れた審美性を実現するためには、信頼できる歯科医師を選ぶことが重要です。治療前に十分なカウンセリングを受け、自分の希望する見た目や治療の仕上がりを明確に伝えましょう。

■まとめ

インプラント治療は、見た目に違和感がなく、自然で美しい歯を手に入れるための最適な治療方法の一つです。見た目を重視した治療を受けたい方はぜひインプラント治療を検討してみてください。

自費診療を受けるときの歯科医院を選ぶときのポイント

2025年1月24日

こんにちは。いのうえ歯科です!

自費診療とは、保険適用外の治療のことで、健康保険を使わず、患者様が全額負担することになりますが、保険診療にはない高品質な治療が受けられるのが特徴です。例えば、審美歯科やインプラント、ホワイトニングなど、最新の技術や素材を使った治療などです。

今回は、自費診療を受ける際にどのような歯科医院を選ぶべきか、見るべきポイントをご紹介します。

■自費診療を受ける際の歯科医院選びのポイント

自費診療を受ける歯科医院を選ぶ際には、下記のようなポイントをチェックしましょう。

①診療内容と専門性
治療を受けたい内容に対応できるかを確認しましょう。また、自分が受けたい自費診療の専門的な知識と技術を持った歯科医師がいるかを調べることも大切です。

②歯科医師の技術と実績
歯科医師の技術や実績も重要な選択基準です。過去の症例や治療前後の写真を掲載しているところもあるので参考にしてみると良いでしょう。

③設備と環境
清潔で快適な診療環境も大切な要素です。最新の医療機器を揃えているか、院内の衛生管理が徹底されているかを確認しましょう。また、リラックスできる空間が整っていると、長期的な治療でも安心して通うことができます。

④価格と料金体系
自費診療は保険診療に比べて高額になるので、料金が不明瞭であったり、治療前にしっかり説明がない歯科医院には注意が必要です。明確な料金体系を示してくれる歯科医院を選び、治療内容や費用について事前にしっかり確認しておきましょう。

⑤評判と口コミ
実際に治療を受けた患者様の評判や口コミは、歯科医院選びにおいて重要な指標となります。インターネットやSNS、口コミサイトでの評価をチェックし、他の患者様の体験談を参考にしましょう。

⑥アフターケアとメンテナンス
信頼できる歯科医院は、治療後の経過をフォローし、必要な場合は追加の治療や調整をしてくれます。治療後のサポート体制が充実しているかも確認しましょう。

⑦予約と通院の便利さ
通いやすさも大切なポイントです。通院の際にアクセスが良い場所にあるか、予約がスムーズにできるかを確認しましょう。通いやすいクリニックを選ぶと、治療の継続がしやすくなります。

■まとめ

自費診療を受ける際は、価格だけでなく、歯科医師の技術、医院の設備、アフターケアなど、総合的に判断することが大切です。自分の希望に合った治療を提供してくれる歯科医院を見つけるために、情報収集をしっかり行い、複数の医院でカウンセリングを受けて慎重に選びましょう。

補綴物と口臭の関係

2025年1月17日

こんにちは。いのうえ歯科です!

口臭は、人間関係や社会生活に大きな影響を与える悩みのひとつです。口臭の原因はさまざまですが、補綴物が原因で口臭が気になることもあります。本記事では補綴物と口臭の関係と、おすすめの補綴物についてお話しします。

■補綴物の種類

補綴物とは失った歯を補うための人工歯のことですが、主に金属製の材料でできている銀歯や、陶器の一種であるセラミックなどがあります。

■銀歯による口臭の原因

銀歯は強度が高く、保険診療で受けられるので治療費用も安価な一方で、口臭の原因になることがあります。その理由は下記の通りです。

①金属アレルギー:一部の人は、銀歯に使用される金属に対してアレルギー反応を示すことがあります。この場合、口内に炎症を引き起こし、口臭を悪化させる要因となります。

②汚れの蓄積:銀歯は金属製であるため、汚れやプラークが付着しやすい傾向があります。これが口臭を引き起こす原因になります。

③腐食:銀歯が腐食することで、金属の不快な匂いが口に残ることがあります。

■口臭を予防したいならセラミックがおすすめ

銀歯が口臭の原因になる可能性が高い一方で、セラミックは口臭のリスクを大幅に軽減できます。

①生体親和性が高い

金属アレルギーを引き起こすことがないので炎症が起こりにくく、口臭のリスクも低減します。

②汚れがつきにくい

セラミックは滑らかな表面をしているので、汚れやプラークが付着しにくく、清潔に保ちやすいので口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えられます。

■セラミックの治療プロセス

セラミックの補綴物を作成する際の主な治療の流れは下記の通りです。

①診断と治療計画の立案

患者様の口腔内の状態を検査や診察を通して確認し、最適な治療方法を決定します。

②歯の型取り

補綴物を製作するための型取りを行います。

③仮歯の装着

セラミックの補綴物が完成するまでの間は仮歯を装着します。

④セラミックの補綴物の装着

セラミックの補綴物が完成したら、口腔内に装着して治療完了です。

口臭予防のためには、定期健診も重要

口臭を予防するためには、日々の念入りな手入れだけでなく、歯科医院での定期的な歯科検診やクリーニングが重要です。

■まとめ

補綴物の選択は、見た目や機能性だけでなく、口臭にも影響を与えることをお分かりいただけたでしょうか。口臭に悩んでいる方や予防したい方は、ぜひセラミックの補綴物を検討してみてください。

審美歯科で治療制限を受けることはある?

2025年1月10日

こんにちは。いのうえ歯科です!

審美歯科は、見た目の美しさや機能性のどちらも重視した歯科治療です。歯のホワイトニングやセラミック治療、歯列矯正治療など、患者様の希望に応じて、より適した治療を受けられます。しかし、審美歯科を受ける際、治療制限を受けることがあります。今回は審美歯科における治療制限について詳しく解説します。

■審美歯科治療の目的

まずはじめに審美歯科の主な目的を理解しておくことが重要です。

ホワイトニング:歯を白くするための処置

セラミック/インプラント治療:失った歯質の一部や歯を取り戻すための補綴治療

歯列矯正治療:歯並びや噛み合わせを整える治療

これらの治療は、審美性と機能性の両方を兼ね備えた治療法ですが、全ての患者に対して適用できるわけではありません。

■治療制限が生じる理由

・全身の健康状態

健康状態が治療に影響を与えることがあります。例えば、心疾患や糖尿病などの全身疾患がある場合は治療制限を受ける可能性が高くなります。

・口腔内の健康状態

虫歯や歯周病が進行している場合、まずはそれらの治療が優先されるため、審美的な治療が後回しにされることがあります。また、歯を支える顎骨の状態が良くない場合も、治療の選択肢が限られることがあります。

・年齢

小児や高齢者の場合、身体的な特性や健康リスクをより考慮する必要があるため、希望した治療を受けられない可能性があります。

・費用面

保険適用外なので費用が高額になります。患者様の経済的な状況によっては、希望する治療を受けられない場合もあります。

■治療制限の具体的な例

具体的にどのような治療が制限されるのか、いくつかの例を挙げてみましょう。

・ホワイトニング

歯が健康な状態であることが前提です。虫歯や歯周病がみられる場合は、まずそれらの治療を行う必要があります。また、妊娠中の女性や授乳中の女性も、ホワイトニングを控えることが推奨されています。

・セラミック/インプラント治療

セラミックやインプラントは失った歯質の一部や歯を回復するための治療ですが、周囲の歯の健康状態や顎骨の状態が影響します。

・歯列矯正治療

患者様の年齢や歯・歯茎などの歯周組織の状態によって制限がかかることがあります。

■まとめ

審美歯科は、大変魅力的な治療方法ですが、健康を配慮したうえで、治療制限が生じることがあります。審美歯科を受ける際は事前にしっかりとしたカウンセリングを受けることが重要です。

歯ぎしりや食いしばりは顔立ちに影響を与える?ボトックス(ボツリヌス)治療

2024年12月27日

こんにちは。いのうえ歯科です!

私たちの生活の中で、ストレスや疲労の蓄積、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを行ってしまうことがあります。これらの習慣は健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

今回は歯ぎしりや食いしばりが顔立ちに与える影響と、それに対する治療について詳しくお話しします。

■歯ぎしりや食いしばりとは?

歯ぎしりとは、上下の歯をこすり合わせる行為を指し、食いしばりは上下の歯を強く噛み締めることを意味します。どちらも無意識のうちに行われることが多く、ストレスや緊張、疲労が原因とされています。特に、睡眠中に歯ぎしりをする人が多く、気づかないうちに自分の歯や顎に大きな負担をかけています。

■顔立ちに与える影響

・筋肉の発達

歯ぎしりや食いしばりは、咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉を必要以上に使うことになるため、咬筋が肥大化し、顔が四角く見えてしまうことがあります。特に女性の場合は顔のラインが崩れる原因となり、見た目の印象が変わってしまうこともあるので改善が必要です。

・顎関節症のリスク

顎関節に負担をかけて顎関節症を引き起こすことがあります。顎の痛みや違和感だけでなく顔の左右非対称を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

・歯の摩耗

歯ぎしりを続けていると歯の表面が摩擦により形状変化を起こすことがあります。

■歯ぎしりや食いしばりにはボツリヌス治療がおすすめ

歯ぎしりや食いしばりを改善する方法として、ボツリヌス治療がおすすめです。ボツリヌス治療は、ボツリヌス菌から抽出された毒素を用いて、筋肉の収縮を一時的に抑制する審美歯科治療のひとつです。咬筋の過剰な働きを和らげ、歯ぎしりや食いしばりを軽減する効果が期待できます。注射によって行われるため、短時間で済むのも魅力の一つです。

効果①見た目の改善

咬筋の肥大が抑えられることで、顔のラインがシャープになり、女性らしい小顔効果が期待できます。

効果②痛みの軽減

歯ぎしりや食いしばりによる痛みを軽減する効果があるので、顎の疲労感や痛みが和らぎ、日常生活も快適になります。

■まとめ

歯ぎしりや食いしばりに悩んでいる方がいれば、ぜひ歯科医院に相談してみてください。