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インプラント治療は痛みに対する不安が強くても受けられる?

2024年12月20日

こんにちは。いのうえ歯科です!

インプラント治療は、歯を失った方にとって大変有効な治療ですが、外科手術が必要になるため、痛みに対する不安を感じる方も少なくありません。特に、歯科治療に対してもともと恐怖心が強い方や痛みに敏感な方にとっては、インプラント治療の外科手術が、治療を決める際に大きな障壁となることがあります。しかし、そんな方でも安心して治療を受けられる方法が存在します。

本記事ではリラックスしてインプラント治療を受けるためにおすすめの方法についてご紹介します。

■不安な人におすすめの「セデーション法」

セデーション法は患者様をリラックスさせ、痛みや不安を和らげるために用いられる鎮静技術です。一般的な麻酔と異なり、完全に意識を失うことなく、強い眠気を感じているような、うとうとした状態で治療を受けることができるのが特徴です。セデーション法には、経口薬、静脈内鎮静、吸入鎮静(ガス麻酔)などの種類があり、患者様の不安状態や医院の設備に応じて適切な方法が選ばれます。

局所麻酔は痛みを感じにくくするために用いられる一方で、セデーション法はさらに精神的な不安を軽減し、リラックスした状態で治療を受けることができるため、特に痛みに対する恐怖心が強い方に適しています。

■セデーション法のメリット

セデーション法を用いることで、痛みの軽減だけでなく、治療に対する恐怖や不安を大幅に軽減できます。治療中はリラックスした状態で過ごせるため、長時間の治療も苦痛なく受けることが可能です。また、完全に意識を失う全身麻酔とは異なるため、安全性も高いとされています。手術中のストレスが軽減されることで、血圧や心拍数の安定にもつながり、結果的に治療の成功率が高まるというメリットもあります。

■セデーション法が向いている人

セデーション法は、特に以下のような方に向いています。

✔️痛みに敏感な方

✔️過去の治療経験から歯科治療に恐怖を感じている方

✔️長時間の手術が予想される方

✔️複数の歯のインプラント治療を一度に行う必要がある方

■まとめ

インプラント治療は、痛みに対する不安が強い方でもセデーション法を活用することで安心して受けられる治療法です。セデーション法は、痛みの軽減だけでなくリラックス効果もあり、さらには治療の安全性と成功率の向上にもつながります。インプラント治療をしたいけど不安があるという方は、セデーション法について歯科医師に相談してみましょう。

歯科金属のリスクについて

2024年12月13日

こんにちは。いのうえ歯科です!

突然ですが、みなさんは歯科治療における金属のリスクについて考えたことはありますか?銀歯を用いた補綴治療は保険診療で行われる代表的な歯科治療のひとつですが、いくつかデメリットや注意点があります。本記事では、歯科治療で金属を使用するリスクついてお話していきます。

■①アレルギー反応

保険治療で用いられる金属というと銀歯をイメージする人が多いと思いますが、これは別名「金銀パラジウム合金」や「銀合金」という素材です。これらを削って歯に合わせて詰め物・被せ物などの補綴物を作製して使用しますが、これらの素材は長い間口腔内に入れていることで徐々に溶け出てしまいます。金属イオンが溶け出すとゆっくりと身体に吸収され、アレルギー反応を引き起こすリスクがあります。口角炎や接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、口唇炎、そのほか頭痛や肩こりなどの不調も症状として起こりやすくなります。

■②歯茎や歯の色を変えてしまう

金属イオンが溶け出し、歯や歯茎に着色してしまうことで色が変わってしまうリスクもあります。金属イオンの影響で黒ずんでしまうと、審美性にも大きな影響を与えてしまいます。

■③虫歯の再発リスクが高い

「銀合金」や「金銀パラジウム合金」を長い期間口腔内に入れておくと、劣化によって腐食していきます。これはいわゆるサビと同様の原理なので、当然歯と金属の補綴物の間には隙間が生じやすくなります。歯に隙間ができるとそこから細菌が侵入して汚れも溜まりやすくなり、歯磨きをするだけでは、除去できなくなります。やがて菌が繁殖して銀歯の下で虫歯が再発してしまいます。

■④ 体調不良になる

原因不明の体調不良を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言いますが、お口の中に長期間「銀合金」や「金銀パラジウム合金」があると、不定愁訴を引き起こすリスクが高くなるとも言われています。というのも、人は脳からわずかな電流を流して体を動かしたり制御していますが、金属が口腔内にあることで、このバランスが崩れてしまうことがあるのです。身体のバランスが崩れてしまうと疲労感や謎の痛み、不眠、苛立ちなどの症状が出てくることがあります。

■まとめ

保険診療が悪いというわけではありませんが、保険治療のリスクをしっかり知っておくことは自分の健康を守るためにも大切です。金属アレルギーのリスクを低減し、歯科疾患の再発リスクを防ぐためには、セラミック治療などの選択をとるのもおすすめです。

どんな治療が自分に合うのか詳しく知りたいという方は、歯科医師に悩みや理想を相談してみるのがおすすめです。

銀歯からセラミックに替えるときのメリット・デメリット

2024年12月6日

こんにちは。いのうえ歯科です!

銀歯は、保険診療で受けられる補綴物治療のため、多くの人が一度は受けたことがあると思います。奥歯に使用しても耐久性があり費用も安価ですが、見た目が目立ってしまうことや金属アレルギー、虫歯の再発リスクなどから、セラミックへの置き換えを検討する人も増えてきています。

本記事では、銀歯をセラミックにかえる際に知っておきたいことについて詳しく解説します。

■銀歯とセラミックの違い

銀歯は、金属で作られた詰め物や被せ物で、頑丈にできているため衝撃にも強く、奥歯の治療によく使用されます。一方、セラミック系の素材は、見た目が自然で美しいことが最大の特徴です。色調や透明感が天然歯に近いため、前歯や奥歯など歯の位置を問わず、多くの場所に適用することができます。

■セラミックに替えるメリット・デメリット

・メリット

セラミックに替える最大のメリットは、先述した通り見た目の自然さです。銀歯は目立ちやすく、笑ったときや話したときに金属が見えることがありますが、セラミックは天然歯とほとんど見分けがつきません。
審美性を重視する方にとっても非常に魅力的な素材です。また、セラミックは金属アレルギーの心配がない点も大きなメリットです。銀歯は金属アレルギー反応を引き起こすリスクがありますが、セラミックは生体適合性が高く、アレルギーのリスクが非常に低い素材とされています。
さらに耐久性にも優れており劣化しにくいため、適切なケアをすれば長い期間綺麗な状態を保ち快適に使用することができます。

・デメリット

セラミックに替える際にはいくつかのデメリットもあることを知っておく必要があります。
まず覚えておきたいのは費用が高額になるということです。セラミック治療は、自費診療なので銀歯に比べると治療費は高くなります。治療費用の高さはセラミック治療を選ぶ際に、多くの人が迷う要因のひとつです。
また、セラミックは耐久性には優れていますが、衝撃には弱いのがデメリットです。食いしばりや歯ぎしりなどの癖がある人や、噛み合わせが悪い人の場合、セラミックが欠けたり割れたりするリスクがあり、対処方法を考えておく必要があります。

■まとめ

銀歯からセラミックにかえることで、たくさんメリットがありますが、デメリットも考慮して検討する必要があります。自分にとって最適な治療法を選ぶためにも、歯科医師としっかり相談して慎重に決めましょう。

インプラントの寿命はなぜ長い?

2024年11月29日

こんにちは。いのうえ歯科です!

インプラント治療は、失った自分の歯を補うための治療方法として、近年多くの人に選ばれています。インプラントは耐久性の高さと長寿命で知られていますが、なぜこれほど長く持つのでしょうか?本記事では、インプラントの寿命が長い理由について解説します。

■インプラント治療とは?

インプラント治療は、チタン製などで作られたインプラント体という人工歯根を顎骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。根っこから固定するインプラント特有の構造により、見た目はもちろん、機能も天然の歯とほぼ同じになるため、快適な噛み心地が手に入ります。また、インプラントは周囲の歯に負担をかけず独立して機能するため、ブリッジや義歯に比較しても、より優れた選択肢とされています。

■インプラントの長寿命を支えているもの

インプラントの寿命が長い主な理由を見ていきましょう。

①使用される材料の質
インプラント体に使用されているチタンは非常に耐久性が高く、生体適合性が優れているため、体内に埋め込まれても拒絶反応が少ないことがわかっています。トラブルも少なく、長い期間にわたって快適に機能します。

②安定した土台
インプラントが骨としっかり結合することで安定した土台が作られます。この骨との人工歯根の強固な結合は、インプラントの長寿命を支える大きな要因のひとつになります。

③綿密に計画されたインプラント手術
インプラントは外科手術が必要になりますが、手術を行うためにはいろいろな検査を行い、あらゆる技術を駆使します。こういった精密な技術や計画も、長寿命に関係していると考えられます。

■メンテナンスとインプラントの寿命の関係

インプラントの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。自分の歯と同じように、インプラントも適切なケアが必要です。歯科医院での定期的な検診やクリーニング、自宅での丁寧なブラッシングやフロッシングが、インプラントを長持ちさせるためには必要不可欠です。口腔内の衛生状態を良好に保つことで、インプラント周囲炎や感染を防ぎ、長い間快適に使用することができます。

■まとめ

インプラントの寿命が長い理由は、高品質な材料と技術、そして適切なメンテナンスにあります。さらに、患者さま自身のライフスタイルや日常のケアも、インプラントを長く健康に保つために重要な要素です。インプラント治療を検討している方は、これらのポイントを理解し、自分に最適な治療法を選んでください。インプラントは、適切に管理すれば長期間にわたって安心して使用できる、信頼性の高い治療法です。

自費診療は自分の歯を守るための大切な投資

2024年11月22日

こんにちは。いのうえ歯科です!

歯の健康を守ることは、生活の質を守ることに直結すると言っても過言ではありません。歯科治療には自費診療と保険診療があり、多くの人が保険診療を選択していると思いますが、自費診療を選ぶことで将来の健康への投資につながることがあります。

本記事では、自費診療を選択するか悩んでいる人へ向けて、自費診療の価値についてお話しします。

■そもそも自費診療とは?

自費診療は、簡単に言うと保険が適用されない治療や材料を使用した歯科治療のことを指します。保険診療では費用の自己負担額が3割で国が定めた治療法や材料に制限されますが、自費診療は費用が全額自己負担になる分、規定や制限がないため、高品質な材料や最新の技術を使用することができます。そのため、自費診療を受けることで見た目や機能性が優れた治療を受けることが可能になります。

■なぜ自費診療は高額なのか?

自費診療が高額になる主な理由は、使用される材料や技術の質の高さにあります。例えば、セラミックを用いた治療は、天然歯に近い見た目と耐久性を持つため、長期間にわたって歯の健康を維持することができます。また、インプラント治療や歯列矯正治療では、専門的な技術と経験が求められるため、施術自体の費用も高くなります。高度な設備や最新技術の導入も、治療費に反映される要因のひとつです。

■自費診療で受けられる主な治療

自費診療で提供される治療には、下記のようなものがあります。

・セラミック系の素材を使用した審美歯科治療
・インプラント治療
・歯列矯正治療
・ホワイトニング
・プロフェッショナルクリーニング

■自費診療のコストパフォーマンス

自費診療は一時的に支払う金額が大きいため、一見高額に思えるかもしれませんが、その費用対効果は長期的に見て非常に高いと言えます。例えば、安い価格で保険診療の治療を受けられたとしても短期間で再治療が必要になったのでは、意味がありません。自費診療で行われる治療は、質の高い材料と技術によって長い間健康な状態を保つことができるので、結果的に再治療やメンテナンスにかかる費用を抑えられます。

■まとめ

自費診療は全額自己負担なので、費用は高額ではありますが、その分質の高い治療を受けることができ、長期的に見るとコストパフォーマンスが優れていると言えます。今後は自費診療も選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

セラミック治療と歯周病

2024年11月15日

こんにちは。いのうえ歯科です!

セラミック治療は、美しい見た目と機能を取り戻すために行われる歯科治療法です。本記事では、より安全に治療を受けていただくために知っておいてほしい、歯周病とセラミック治療の関係について注意点や影響などを詳しく解説していきます。

■セラミック治療について

セラミック治療の目的は、虫歯や外傷などによる歯の欠けなどを修復し、自然な見た目と機能を回復することです。セラミック系の素材は強度があり、変色しにくい素材で審美性も非常に優れています。

■歯周病とは

歯周病は、プラークが原因で歯茎が炎症を起こし、進行してしまうと歯を支える骨が破壊され、最悪の場合自分の歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。初期段階では歯ぐきの出血や腫れ、中期以降は歯の動揺や歯肉退縮が見られます。予防するためには、日々のブラッシングと定期的な歯科検診が不可欠です。

■セラミック治療が歯周病に与える影響

セラミック治療後に毎日の口腔ケアを怠ると歯周病リスクが増してしまいます。セラミッククラウン(被せ物)は天然歯と同じかそれ以上に念入りに磨く必要があります。プラークが溜まりやすいため、デンタルケアグッズなどを活用して、隅々まで汚れを綺麗に除去する必要があります。

■歯周病患者がセラミック治療を受ける際の注意点

歯周病がある患者様がセラミック治療を受ける場合、まず歯周病の治療が優先されます。炎症が収まり、安定した状態になってからセラミック治療を行うことが推奨されます。進行した歯周病では、セラミック治療が適さない場合もありますので、歯周病がある方は、歯科医師とよく相談することが大切です。

■歯周病予防とセラミック治療後のメンテナンス

セラミック治療後の口腔ケアには、ブラッシングやデンタルデンタルフロスの活用が重要です。特に、歯とセラミックの境目を丁寧に清掃するように意識してみましょう。定期検診では、プロフェッショナルなクリーニングを受けることで、歯周病の早期発見と対策が可能になります。

■まとめ

セラミック治療を希望していても歯周病がある場合は、歯周病の治療が優先されます。お口の中の健康状態を整えてから治療を進めることで、より健康な口腔環境を維持することができます。治療後もケアを怠らず、定期的な検診を受けることで、長期間美しい歯と健康な歯ぐきで生活できます。

セラミック治療のリスクと対策

2024年11月8日

こんにちは。いのうえ歯科です!

セラミック治療は、歯の美しさと機能を取り戻せる歯科治療法です。天然の歯に非常に近い見た目と質感を持つセラミック素材を使用して虫歯治療や歯の修復を行います。金属アレルギーの心配もないため、近年多くの患者様に選ばれていますが、治療をはじめる前には、失敗を防ぐためにもリスクを知っておくことが重要です。

■セラミック治療のメリット

セラミック治療の大きなメリットは、自然な見た目と美しさです。天然歯とほぼ見分けがつかないため、前歯などの目立つ部分にも適しています。また、耐久性と強度に優れており、長期間にわたって使用することができます。生体適合性も高く、アレルギー反応も少ない素材です。

■セラミック治療の主なリスク

セラミック治療はメリットも多いですが、いくつかのリスクやデメリットも伴います。

・治療時に歯を削る必要がある
・健康な歯質を失う可能性がある
・セラミックが破損することがある
・適切なケアを怠ると歯ぐきが炎症を起こすことがある

■リスクを最小限に抑えるために

治療前には、十分な準備とカウンセリングが重要です。しっかり患者様の状態を見て適切な治療計画を立案することで、リスクに対する適切な対策を行うことができます。リスクを最小限に抑えるためには、デメリットやリスクもしっかり説明してくれてコミュニケーションを取れる、信頼できる歯科医師を選ぶことも重要です。

■治療後のケアとメンテナンス

セラミック治療の失敗を防ぐためには、日常のケアも非常に重要です。ブラッシングやデンタルフロスを使用して隅々まで汚れを落とし、歯科医院でも定期的に検診を受けましょう。

■まとめ

セラミック治療と他の治療法との比較も重要です。保険適用の有無、コスト面での比較を行い、自分に最適な治療法を選びましょう。

セラミック治療は、信頼できる歯科医師を選び、適切な準備とケアを行うことで、リスクを最小限に抑えられます。安心して治療を受けるためのポイントを押さえ、自分に合った方法を選びましょう。

前歯の形や大きさが気になる。セラミックで治せる?

2024年11月1日

こんにちは。いのうえ歯科です!

前歯は目立つ位置にあるので、形や大きさが気になる方は多いでしょう。コンプレックスになってしまうと笑顔にも自信が持てなくなってしまうこともあります。そんな悩みを解消するためには、セラミック治療がおすすめです。今回は、前歯の形や大きさを改善する方法について解説します。

■セラミッククラウンとインレー

セラミック治療は、クラウンとインレーに分けられます。セラミッククラウンとは、歯全体を覆う被せ物で、歯の形や大きさを大幅に改善できます。一方、セラミックインレーは部分的な補修を行うもので、主に歯の一部を修復する際に使用されます。セラミック治療は歯の色調や形状を細かく調整し、周囲の歯に合わせて審美性も整えられる治療です。

■セラミッククラウンで前歯を治す方法

セラミッククラウンは、見た目を大きく改善したい場合に最適です。まず、初診を受けて歯科医師によるカウンセリングと診断が行われ、患者様の希望や口腔内の状態に基づいて治療計画が立てられます。その後、歯を削ってクラウンを装着するためのスペースを作ります。その後歯の型取りを行い、セラミッククラウンを製作します。製作されたクラウンを仮着けして形や色を確認し、問題がなければ本着けして治療は完了になります。

■セラミックインレーで前歯を補修する方法

セラミックインレーは、部分的な修復を行う際に効果的です。例えば、歯の一部が欠けている場合や、小さな虫歯がある場合に適しています。治療のおおまかな流れはクラウンと変わりません。診断とカウンセリングから始まり、その後修復が必要な部分を削ってインレーの型を取ります。その後セラミックインレーを製作し、装着して形や色を確認し、最終的に本着けして治療は完了します。自然な見た目を保ちながら部分的な補修が可能です。

■セラミック治療後のケアとメンテナンス

長く使用するためには、治療後のケアは非常に重要です。歯ブラシやデンタルフロスを使って丁寧にケアしましょう。また、歯科医院で定期的な検診とケアを受けることも重要です。

■まとめ

矯正治療をしなくても、セラミック治療で歯のお悩みを解決できるケースもあります。特に前歯の形や大きさでお悩みの方は、まずはセラミック治療を検討してみてはいかがでしょうか?当院でもセラミック治療を行なっておりますのでぜひ一度ご相談ください。

セラミックは種類によって耐久性が変わる?

2024年10月25日

こんにちは。いのうえ歯科です!

セラミック治療は、審美性と機能性を両立できる魅力的な治療法です。しかし、セラミックにもさまざまな種類があり、それぞれの耐久性に違いがあります。今回は、セラミックの素材ごとの特徴と耐久性について詳しく見ていきます。

■セラミック素材の種類

セラミックには「ジルコニア」や「オールセラミック」「メタルセラミック」などの素材が使用されます。なかでももっとも耐久性に優れているのがジルコニアです。

■ジルコニアという素材の耐久性

ジルコニアは非常に強度が高いため、非常に硬く、破損のリスクが低いのが特徴です。クラウンやブリッジ、奥歯の治療にも適しています。オールセラミックと比較すると、透明感には劣りますが、天然歯と遜色ない見た目を実現できることや、機能面が非常に優れていることからもっともバランスのとれた素材とされています。

負荷のかかる部位にも適応できることから、セラミック系の素材のなかでも費用が高いケースが多いです。

■耐久性に影響を与える要因

耐久性には、素材だけでなく、噛み合わせや負荷、お口の中の環境、日々のケアも影響します。例えば、噛み合わせが悪いと、セラミックに過度な負荷がかかり、破損しやすくなります。お口の中の環境も重要で適切なケアを怠ってしまうとセラミックの寿命は短くなります。

■セラミック治療における素材選びのポイント

セラミック治療を受ける際の素材選びは、美しさと耐久性のバランスを考慮することが重要です。予算も大切な要素なので、歯科医師と相談しながら自分に合った素材を選びましょう。

■まとめ

セラミック治療と言っても扱う素材はさまざまです。当院では治療部位や治療範囲に合わせてもっとも適した素材や治療方法をご提案させていただきます。お困りの方やセラミックについて詳しく知りたいという方はぜひ一度当院にご相談ください。みなさまのご来院を心よりお待ちしております。

セラミックはなぜ耐久性に優れているのか

2024年10月18日

こんにちは。いのうえ歯科です!

セラミック歯科治療は、自分の歯質の一部を失った場合や、一度治療した歯の再治療で行われる選択肢のひとつです。本記事では、セラミック治療が耐久性に優れているといわれている理由について詳しくお話しします。

セラミックが選ばれる理由

セラミックは、高温で焼成されることで非常に硬く、耐久性がある素材です。一切金属も使用しておらず生体適合性も高く安全に使用できることから、歯科治療において理想的な材料とされています。また、耐久性だけでなく、セラミックは自然な歯の色や透明感を実現できるため、天然歯に近い見た目を再現でき、補綴物を入れていると気づかれにくい美しい仕上がりになります。

■セラミックの耐久性の秘密

・ 高硬度と強度

セラミックは非常に硬く、圧縮強度が高いため、日常的に強い力のかかる「噛む力」に耐えることができ、割れたり欠けたりしにくいです。

・変色しにくい特性

セラミックは汚れが付きにくく変色しにくい素材であり、長期間使用しても美しい白さを保つことができます。飲食物やタバコによる着色にも強いです。

・ 耐摩耗性

セラミックは摩耗に強く、長期間使用しても形状が変わらないため、噛み合わせの調整が不要です。

・化学的安定性

セラミックは化学的に安定しており、酸やアルカリに対する耐性があります。これにより、口腔内での腐食や劣化を防ぐことができます。

■セラミック歯科治療の種類とその特徴の一例

①オールセラミッククラウン

すべてセラミックで作られたクラウンで、自然な見た目と高い耐久性を兼ね備えています。

②ジルコニアクラウン

ジルコニアは非常に硬く、強度が高いセラミックの一種で、特に強い噛む力がかかる部分(奥歯など)に適しています。

③メタルボンドクラウン

内側に金属を使用し、外側をセラミックで覆ったクラウンで、強度と美しさを両立しています。

■Q&A

Q: セラミック歯科治療はどれくらいの耐久性がありますか?

A: 適切なケアを行えば、セラミック歯科治療は10年以上もちます。定期的なチェックとメンテナンスが重要です。

Q: セラミック歯科治療の費用はどれくらいですか?

A: セラミック歯科治療の費用は治療内容や使用する素材によりますが、一般的に数万円から数十万円程度です。詳しくは担当の歯科医師にご相談ください。

■まとめ

セラミック歯科治療は、非常に耐久性が高く、見た目も美しい仕上がりが期待できるため、多くの人に選ばれています。セラミックが持つ特性がその耐久性を支えています。セラミック治療が気になる方はぜひ当院にご相談ください。