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オールセラミックと保険診療のレジンは何が違う?

2024年8月9日

こんにちは。いのうえ歯科です!

保険診療で歯を補う治療をする場合、詰め物(インレー)と被せ物(クラウン)に分けられ、さらに保険診療と自費診療に分類されます。白い歯を入れようとすると保険診療では主に歯科用プラスチックの「レジン」が用いられますが、これは自費診療で行うオールセラミックとはまったく違うものです。

本記事では保険診療のレジンとオールセラミックの違いについてお話しします。

オールセラミックとは?

オールセラミックは全て陶器でできている詰め物や被せ物で、見た目がとても美しいのが特徴です。また、ツルっとした素材で汚れがつきにくく経年劣化しにくいのも大きなメリットです。メンテナンスをしっかりしていれば長い期間美しい状態を維持できます。天然歯と同程度の色調や艶感、透明度を再現できます。主に前歯などの目立つ位置にある歯に適用されます。オールセラミックは保険が適用されないため、自費診療になり治療費用は高額になります。

レジンとは?

レジンは歯科用のプラスチックを指す素材で、治療方法も、コンポットレジン充填やダイレクトボンディングなどさまざまです。素材がプラスチックなので、経年劣化しやすくオールセラミックと比較すると耐久性や審美性には劣ります。歯科診療で使用される素材のなかでも寿命が長い素材ではありません。しかし、レジンは保険診療なので治療費用を抑えられるのが大きなメリットです。また、コンポットレジン充填などの場合、歯を削る範囲を最小限にでき、治療も比較的すぐに終わります。

オールセラミックとレジン、どちらがいいの?

オールセラミックもレジンもそれぞれメリット・デメリットありますが、見た目も機能性もどちらも叶えたいのであれば治療費用が高額になってもセラミック治療がおすすめです。特にオールセラミックは金属を使用していないので金属アレルギーのリスクもありません。長く使用できるので再治療のリスクも減らせます。しかし、小さな虫歯の場合は削る範囲が最小限で済むレジン治療の方が良いケースもあります。症状や状態には個人差があるため、歯科医師と相談しながら慎重に決めましょう。

まとめ

自費診療の場合は保証が手厚いケースも多いので、万が一のトラブルに備えたい方にもおすすめです。自費診療が気になっている方やもっと詳しく知りたいという方はぜひ一度当院にご相談ください。