インプラント術後に注意点やおうちでの過ごし方
こんにちは!いのうえ歯科です。
インプラント治療は、自分の歯と同じように噛める機能性はもちろんのこと、審美的な面でも優れているため、注目を集めています。この記事ではインプラント術後の過ごし方について解説します!
■インプラント治療の流れ
①カウンセリング・各検査
②顎骨に人工の歯根(インプラント体)を埋入する手術
③人工歯(上部構造)の製作と装着
④治療後のメンテナンス・定期検診
インプラントの治療法には1回法と2回法と呼ばれる2種類があり、1回法が適用できるのは、顎骨の厚みが十分であると判断された方のみです。大体の方が2回法を選択することになります。
どちらも必ずインプラントを埋入する手術が行われます。1回法であればこの後、術後経過を見て人工歯を被せれば完了です。しかし2回法は、インプラント上部の粘膜を切開してアバットメントを連結する手術の2度の手術を要します。
完全に治療が終わるまでは術後のおうちでの過ごし方や、ケアが重要になります。
■術後の過ごし方
術後麻酔が効いているうちは口元の感覚がないので、火傷や頬や唇を強く噛んでしまうリスクがあるため、飲み物だけにしておきましょう。麻酔が切れた後も術後1週間程度はやわらかいものを選び、噛む力が必要なものは避けておくのが良いですよ。うどんやおかゆ、スープがおすすめです。細かく切る、少量にして食べるなどの工夫をしながら、噛む時は施術した反対側の方で咀嚼するようにしましょう。
喫煙と飲酒は厳禁です。そのほか、激しい運動は術後1週間程度はひかえ、2〜3日は軽い運動も避けましょう。入浴も血行を促し出血のリスクを高めてしまうため、シャワーで済ませます。手術後に歯科医院から処方される抗生剤や鎮痛剤を指示に従って飲むことも重要ですよ。
■施術部以外はいつも通り歯磨きを!
施術部やその周辺は歯磨きをしてしまうと傷口が開いてしまう危険性があるので避けますが、施術部以外はいつも通りのケアが必要です。毛先のやわらかい歯ブラシを選んで歯磨きをしましょう。
■まとめ
インプラント治療は「歯を美しく見せたい」と、審美的な改善を目的とする人にもおすすめの治療方法です。インプラント治療が気になる人や検討中の人は、ぜひ一度当院にお越しください。